NHKが憲法学者のアンケート結果を隠蔽! 政権寄りに印象操作も | 21世紀のケインジアンのブログ

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  NHK上層部がアンケートの調査結果を、安倍政権にダメージにならないような報道の仕方をしたという疑惑をジャーナリストの高野孟さんが告発している。ニュースで扱うのを避け、そうかといってボツにした言われるのはイヤなので、「いや、ちゃんと番組で活かしてますよ」と弁解できる余地を残しておくという、いかにも姑息なやり方だという。安倍政権から送り込まれた籾井会長の意向を忖度した現場の仕業に違いない。なんとしても籾井を辞めさせないとNHKの劣化は進むばかりだ。

 

 

NHKに隠蔽疑惑です。憲法学者に対して行った安保法案のアンケートで安倍政権に不利な数字が出たのですが、その結果をわずか2分、しかもパーセンテージも出さずに放送したというのです。メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』が告発しています。

憲法学者へのアンケート結果を隠して官邸に媚び売るNHK

憲法学の水島朝穂早大教授のメルマガで初めて知ったのだが、NHKが自ら行った憲法学者・行政法学者へのアンケート調査で、安保法案は「違憲・違憲の疑いあり」がほぼ9にのぼる結果となったことを隠蔽していた憲法学者に対するアンケートは、東京新聞朝日新聞7月上旬に発表していて、いずれも9割が反対だった。ほぼ同じ時期に行われたNHKの調査は、憲法学者・行政法学者のほとんどが参加する日本公法学会の会員・元会員1,146人にアンケート用紙を送付する大がかりなもので、同教授自身も6月の早い時期に回答して、いつニュースで結果が公表されるか楽しみに待っていた。が、いつまでも出ず、「まさかボツはないだろう」と思っていたところ、723日の「クローズアップ現代」でわずか2分間だけ唐突に紹介された。

しかし回答者422人のうち377人が「違憲・疑いあり」で「合憲」は28人という数字は紹介されたがパーセンテージは出さず、見た人もその割合が分からなかった。そこで同教授が調べて、「違憲・疑い」89合憲7答えず4と計算して、それを分かりやすい円グラフにしてこのメルマガで公開した。番組のタイトルも「検証『安保法案』いま何を問うべきか」というだけなので、せっかくアンケートに協力した人たちもそこで結果が公表されるとはほとんど誰も気が付かなかったという。ニュースで扱うのを避け、そうかといってボツにした言われるのはイヤなので、「いや、ちゃんと番組で活かしてますよ」と弁解できる余地を残しておくという、いかにも姑息なやり方だ。

しかもアンケート結果はそのように91以上の差があるのに、出て来たコメンテーターは「違憲」派柳澤協二元内閣官房副長官補ら2人に対し「合憲」派はアーミテージ元米国務副長官3人。「バランスのNHK」ならせめて同数にしたらよかろうに、わざと政権寄りにバランスを崩して官邸に媚びを売っている風情である。

NHK上層部がこの調査結果を安倍政権にダメージにならないような表時期、発表方法、プレゼン方法(違憲・合憲の割合を曖昧にする)を現場に強いたであろうことは容易に想像がつくアンケートに協力した1人として怒りが湧いてくる」と同教授。こんな小細工をいくら重ねても安倍支持率が回復することなどありえないことを官邸もNHKも自覚すべきである。

日刊ゲンダイ730日付から転載

http://www.mag2.com/p/news/23545/2

 

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