ここまで来ても情勢は依然混沌としている。
24日火曜日の日経新聞を見ると、会長は基礎票25%。しかし、これまであまり取り沙汰されなかったにもかかわらず非常に強力なのが、取引先が保有する15%。3%を保有し会長側支持が明らかになったフランスベッドのように、取引先の多くは長年のお付き合いのある会長にほとんど流れると思われる。
22日の段階で久美子さんが「負けるかもしれない」と漏らしているという話を耳にし、どうして!と思ったが、この取引先の動きが影響しているのかもしれない。
基礎票が20%の久美子さん側の最大のターゲットは25%ある金融機関・外国人。金融機関には、株主総会で棄権しないようにという金融庁の指針があり、久美子さん側に回るとみられていた。
それが、日経新聞によると棄権することを示唆する金融機関も出てきているとのこと。金融機関にアピールし、支持してもらうために必死にコーポレート・ガバナンスの改革を訴え、議決権行使助言会社の支持を取り付けたのだから。
ここにきて、取引先15%の大半の賛成を取り付けている会長が大きく巻き返してきた。それで、久美子さんも、本来、もっと早く行うべき個人株主向け説明会を終盤になって急遽やらざるを得なくなったのだと思う。今回のプロキシーファイトでは、当然、双方にインヴエストメントバンクなどがアドバイザーに着いているはずだ。もし、私がアドバイザーなら、もっと早い段階で、東京、横浜、大阪、神戸、札幌、福岡など、大塚家具の大規模なショールームある場所で個人株主向け説明会を開催するようアドバイスをした。個人株主は17%もある大票田だからだ。
私の見立ては、金融機関が投票すれば、久美子さん側が僅差で勝利。 金融機関が棄権に回れば、大差で会長側の勝利と見る。
勝敗の鍵を握るのは金融機関の動向だ。個人的には、勿論、ゼミの後輩の久美子さんに勝ってほしいと願っている。
また、大塚家具の株価にも、注目している。
久美子さん側勝利なら、株価上昇。 会長側勝利なら、株価下落と見ている。
株主総会の勝ち負けがわかる前でも、株価が、どちらか一方の方に動くようなら、結果が事前に漏れている可能性がある。 総会前後の大塚家具の株価動向にも 要注意だ。