百田氏は三日、田母神氏の街頭演説に参加し「田母神さんは教育を通し、子供たち、若者に日本人の素晴らしさと誇り、日本に生まれた喜びを伝えてもらいたい」などと語った。また南京大虐殺について「そんなことはなかった。どこの国でも残虐行為はあった」などと明言した。さらに、広島、長崎の原爆投下を「大虐殺だ」と批判し、東京裁判は「アメリカの大虐殺をごまかすための裁判だった」とアメリカまでもを批判している。
NHKの最高意思決定機関である経営委は「服務に関する準則」で、「放送が公正、不偏不党な立場に立って、国民文化の向上と健全な民主主義の発達に資することを自覚する」と定めている。
市民団体「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」共同代表の醍醐(だいご)聡東京大名誉教授は「街頭演説など不特定多数の目に触れるところでの発言は、経営委員の見解として受け取られる」と指摘。党派性の強い選挙応援は不適切だとして、質問書を経営委などに提出する。
百田氏は自身のツイッターで「不偏不党は放送に関してのみ。個人の思想信条は認められて当然」などと反論している。