百田氏 都知事選候補応援 NHK経営委員も物議 | 21世紀のケインジアンのブログ

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 安倍首相のお友達としてNHK経営委員になった百田尚樹が「公共放送の不偏不党の立場に抵触する」行動を取った。東京都知事選に立候補している元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏の応援演説をしたのだ。また南京大虐殺について「そんなことはなかった。どこの国でも残虐行為はあった」などと明言している。

 
 NHK経営委員で小説家の百田尚樹(ひゃくたなおき)氏が、東京都知事選に立候補している元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏の応援演説をした。NHK経営委員が選挙期間中に特定の候補を応援するのは異例。市民団体から「公共放送の不偏不党の立場に抵触する」などの批判が出ている。

 
 百田氏は三日、田母神氏の街頭演説に参加し「田母神さんは教育を通し、子供たち、若者に日本人の素晴らしさと誇り、日本に生まれた喜びを伝えてもらいたい」などと語った。また南京大虐殺について「そんなことはなかった。どこの国でも残虐行為はあった」などと明言した。
さらに、広島、長崎の原爆投下を「大虐殺だ」と批判し、東京裁判は「アメリカの大虐殺をごまかすための裁判だった」とアメリカまでもを批判している。

 

 NHKの最高意思決定機関である経営委は「服務に関する準則」で、「放送が公正、不偏不党な立場に立って、国民文化の向上と健全な民主主義の発達に資することを自覚する」と定めている。

 

 市民団体「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」共同代表の醍醐(だいご)聡東京大名誉教授は「街頭演説など不特定多数の目に触れるところでの発言は、経営委員の見解として受け取られる」と指摘。党派性の強い選挙応援は不適切だとして、質問書を経営委などに提出する。

 

百田氏は自身のツイッターで「不偏不党は放送に関してのみ。個人の思想信条は認められて当然」などと反論している。