第一勧銀総会屋事件で活躍した 元みずほ銀行江上剛さん みずほ事件について語る。 | 21世紀のケインジアンのブログ

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 この問題は、当初「半沢直樹」のように責任を押しつけられそうになっていたみずほの担当役員の常務が私の第一勧銀時代の同期で友人なので、個人的に大変興味があり、追いかけてみたい。 

第一勧銀時代、私の上司だった江上剛さんが今回の、みずほ事件について書いておられるので、引用する。http://diamond.jp/articles/-/42862 

次の頭取は外部から起用するべきだというのが、江上剛さんらしい思い切った提言だ。日本のメガバンクでは殆どあり得ないが、もし、実現したら、本当に面白いし、みずほも大きく変われると思う。 

 やっぱり思った通りになった。みずほ銀行は、10月8日に佐藤康博頭取が記者会見にひっぱりだされた。

 最初は、広報担当が資料を持って説明しただけだ。それも暴力団融資は担当役員止まりだったという説明。記者会見も拒否した。それで記者の怒りを買い、結局、副頭取が記者会見。それも身内とでもいうべき経済記者が多い日銀記者クラブでの会見だ。自前の施設で雑誌記者もみんな呼んでやらないところに「逃げ」の姿勢を見透かされてしまった。それでしどろもどろの会見になった。何もまともに答えられない。頭取は知らなかったと思う……などと言い、調べていないと、逃げるだけ。

 頭取の首も風前の灯後任は中から選ぶべからず

 そしてついに佐藤頭取が出て来て、昔の頭取に責任をなすりつけつつ、自分のことになると「知りうる立場にあった」と意味不明な答弁。そして責任は第三者委員会で決めてもらう?自分の責任も取れない人がトップになっているのかと思うと、ああ、とため息しか出てこない。コンプライアンス委員会や取締役会で、暴力団融資の問題が提出されていたのに、「知りうる立場」にあっただけで、知ろうともしなかったというのだろうか。もしそれが事実なら、その危機意識の希薄さには言葉もない。

 まだまだ記者の追及は続くだろうし、金融庁は虚偽報告を受けたと怒っているようだから、佐藤頭取の首も風前の灯だ。その結果、みずほ銀行お得意の人事争いにならないかと心配になる。 

 ここで一つ、みずほ銀行にアドバイスしておく。もしも佐藤頭取が辞任なんてことになったら、その後任は中から選ばない方が良い。