消費増税 安倍総理の心中は | 21世紀のケインジアンのブログ

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安倍総理のブレーンで消費増税に慎重な立場をとる本田悦朗内閣官房参与が消費増税について「景気への影響を抑えるために税率を1%ずつ上げる」案を進言した際、安倍総理は「さらに深く研究してほしい」と答えたという ..

 現段階で、安倍総理が消費増税を迷っているのは間違いない。

おそらく、安倍総理の本音は「要約15年来のデフレからの脱却が見えてきた今、景気の腰を折る消費増税はやりたくない」だと思う。

 

 しかし、政府、自民党の9割方、それに、IMFや連立を組む公明党まで「予定通りの消費増税を」の大合唱なので、安倍総理としては、悶絶するくらい悩んでいると思う。

 

 総理のブレーンの浜田参与、本田参与も当初は、消費増税の1年延期を唱えていたが、あまりに風当たりが強いので、妥協案として「1%ずつの段階的引き上げ」を提唱するようになった。

 

 先日の4-6月期の年率のGDP成長率が4%台でも出ていれば、安倍総理も思い切って予定通りの消費増税に踏み切ることができたかも知れないが、2.6%という中途半端な数字だったため、悩みはさらに深まったはずだ。

 

ここまで書いたところで、NHKの「日曜討論」で、本田内閣参与が司会者から安倍総理は迷っておられますね]と聞かれたのに対し[いいえ。いろいろな数値を参考にして決められると思います」と答えたのを見た。本田参与の自信ありげな表情から、もしかしたら、安倍総理は本田参与のアドバイス通り腹を固めたのかもしれないと感じた。

(本田参与と安倍総理の関係については、これを参照して下さい)

http://ameblo.jp/mimura1982/entry-11593505396.html

 

 私としては、いろいろな意見の落としどころとして、欠点もあるが、「1%ずつの段階的引き上げ」を目指してほしいと思う。