私が毎週欠かさず見ている面白い番組の一つがNHK Eテレの「さかのぼり日本史」である。この番組は、日本の歴史には時代の流れを決定付けた様々な分岐点となる出来事があり、それが「なぜ」起ったのかを時代を過去にさかのぼって、その因果関係を探り、今日の日本に与えた影響を探るという新しいスタイルの教養情報番組である。日常、当たり前のことと受けとめている今の社会の制度はなぜ成立したのだろう。その追究こそ歴史を学ぶ意味だということをこの番組は教えてくれる。
歴史を「さかのぼる」というのは、珍しくとても斬新な企画だ。歴史を現代から逆に「さかのぼる」ことで、これまで見えてこなかった歴史的事実が見えてくるから本当に不思議である。何か大きな出来事があると、その出来事はどうして起ったかの原因を次々と時代をさかのぼって探すからだ。
私は学生時代、日本史は大好きだったが、あの頃、こんな番組があったらもっと歴史に夢中になれたのになと思う。多くの視聴者からの要望でアンコール放送が行なわれたというのもわかる良い番組です。
また、月代わりで登場する語り手(講師)がとても素晴らしい。その時代の研究では日本を代表するような第一人者か新進気鋭の学者が登場する。本当に贅沢な語り手(講師)を惜しげもなく登場させるのもこの番組の魅力です。是非、一度ご覧になってください。
は「さかのぼる」。とても斬新な企画だと思いhttp://www.nhk.or.jp/sakanobori/
ん。
ぼる」ことで、これまで見えてこなかった歴史的事実が見えてきます。
語り手(講師)
2011年度
- 2011年
4月
五百旗頭真
(防衛大学校
校長)
- 2011年5月
加藤陽子
(東京大学
・大学院
教授
)
- 2011年6月
御厨貴
(東京大学教授・政治評論家)
- 2011年7月
佐々木克
(京都大学
教授)
- 2011年9月
三谷博
(東京大学・大学院教授)
- 2011年10月
磯田道史
(茨城大学
准教授)
- 2011年11月
小和田哲男
(静岡大学
名誉教授)
- 2011年12月
本郷和人
(東京大学・史料編纂所准教授)
- 2012年
2月
朧谷寿
(同志社女子大学
名誉教授)
- 2012年3月
仁藤敦史
(国立歴史民俗博物館
研究部教授・総合研究大学院大学
文化科学研究科教授)
2012年度
- 2012年4月 井上寿一
(学習院大学
教授)
- 2012年5月 服部龍二
(中央大学
総合政策学部 教授)
- 2012年6月 北岡伸一
(政策研究大学院大学
教授)
- 2012年7月 犬塚孝明
(鹿児島純心女子大学
教授)