元内閣官房参与の東工大教授原子力ムラから1485万円を受領 | 21世紀のケインジアンのブログ

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 皆さん、原発関係の御用学者には贈収賄を適用できるようにしてもらいたいと思いませんか。この有冨正憲・東京工業大教授は原発事故直後、テレビ朝日の解説によく出てきて「安全です。大丈夫です。」を連発していました。その後、斑目委員長が「爆発しない」と言っていた原発が爆発したので政府関係の学者が信用できなくなった菅前総理が自分の母校である東工大のOB名簿から探してきて内閣官房参与に任命しました。出身校が同じなら信用できると思ったのでしょうが、「御用学者」かどうかまでは分からなかったのですね。

◇「疑念持たれても仕方ない」

 日本原子力学会が1月に議決した使用済み核燃料などの輸送容器に関する検査基準(学会標準)が、容器設計・製造会社「オー・シー・エル」(東京都)と、同社から多額の寄付を受ける有冨正憲・東京工業大教授が主導する形で審議され、国の規制より緩い内容にまとめられていたことが分かった。原発を巡っては、学会や業界団体が定めた内容が国の基準に採用される例も多いが、「原子力ムラ」内部で自分たちに有利な基準を作り上げていく構図が浮かんだ

 

 学会議事録や関係者によると、議決したのは「使用済燃料・混合酸化物新燃料・高レベル放射性廃棄物輸送容器の安全設計及び検査基準」。一般からの意見募集の後、今年中にも正式に制定される見込みという。

 学会標準は分科会が原案を作成し、専門部会と標準委員会でチェックする仕組みで、10年に輸送容器分科会で検討が始まった。同分科会はオ社の会議室で開かれ、原案の文書化もオ社から参加した委員が行ったという。

 有冨氏は同分科会の主査、上部組織の原子燃料サイクル専門部会の部会長で、議決機関・標準委員会の副委員長でもある。東工大の記録によれば、有冨氏は06~10年度、オ社から1485万円の奨学寄付金を受けた。分科会に参加するもう1人の研究者(東工大准教授)も10年度、オ社から100万円の奨学寄付金を受けている。

  保安院関係者は「輸送容器は市民の近くを通ることもあり、厳しい基準が必要。このまま国の基準にはできない」と話している。

 有冨氏は東京電力福島第1原発事故直後、当時の菅直人首相に内閣官房参与に任命されている。

毎日新聞 2012212日より