なぜ、このニュースは大きく報道されないのでしょうか!? | 21世紀のケインジアンのブログ

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これは、今回の放射能汚染被害について我々の認識を根本から変えるかもしれない事態です。福島第一原発から約250キロ離れた横浜市港北区で比重が2.8と重く遠くまで飛ばないと言われているストロンチウムが検出されるなんて。しかも、4~5月に福島で検出された時より3倍近く高い数値という信じられない結果だ。これが東京電力福島第一原発の事故によるものとみられるなら、その手前の東京にもストロンチウムが来ているはずです。


 ヨウ素やセシウムと比較するとストロンチウムやプルトニウムは検出に手間や費用や時間がかかるそうです。チェルノブイリでは放射性物質の種類(核種)毎の汚染マップが公表されています。ストロンチウムは福島第一原発から80キロ以上離れた場所では測定作業が行われていません。測定されていないために、「ない」ことになっている放射性物質がかなりあるのではないでしょうか。

ちなみに、文部科学省の調査では、これまで同原発の100キロ圏外でストロンチウムは検出されていないが、今回の調査で横浜市は放射性物質の量について横浜市は「確認していないので公表できない」としている。こんな重要な話は横浜のローカルニュースですませる話ではないだろう。マスコミはもっと騒いで真実を公表させてほしい。どうも、原発事故から半年以上が過ぎ、マスコミも我々も原発事故の状況や放射能汚染の実態について慣れがきているような気がします。あまり報道されないから、事態は良くなってきていると思い込まされているのではないでしょうか。

横浜のマンション屋上、ストロンチウム検出か

横浜市鶴見区の民間分析機関「同位体研究所」が同市港北区のマンション屋上に堆積した土砂を調べたところ、放射性物質のストロンチウム(半減期約30年)が検出されたとして、市が調査を始めた。

東京電力福島第一原発の事故によるものとみられるが、文部科学省の調査では、これまで同原発の100キロ圏外でストロンチウムは検出されていない。

 市健康安全課によると、同区の住民が9月中旬、居住するマンション屋上で土砂を採取し、同研究所が測定。市に報告した。量について市は「確認していないので公表できない」としている。市は今月4日、港北区内で採取した土砂の測定を同研究所に依頼した。

2011年10月12日11時17分 読売新聞)

http://www.youtube.com/watch?v=pX2cKtJ7oOc

横浜でストロンチウム検出 100キロ圏外では初

asahi.com                               2011年10月12日3時32分

横浜市港北区のマンション屋上の堆積(たいせき)物から、195ベクレル(1キロあたり)のストロンチウムを、民間の分析機関が検出した。東京電力福島第一原発事故で放出されたとみられ、結果の報告を受けた横浜市は、再検査を始めた。

 検出されたのはストロンチウム90(半減期約30年)。文部科学省の調査では福島県内や宮城県南部など福島第一原発から100キロ圏内で検出されているが、約250キロ離れた横浜市内では初めて。

 場所は築7年の5階建てマンション屋上。7月、溝にたまった堆積物を住民が採取し、横浜市鶴見区の分析機関「同位体研究所」で測定した。放射性物質が蓄積しやすい条件とみられるため単純に比較できないが、4~5月に福島市内の土壌から検出された77ベクレルと比べても高い値だ。

 同じ堆積物からは6万3434ベクレル(1キロあたり)のセシウムも検出。私有地であることを理由に公表していないが、市衛生研究所でのセシウムの再検査でも、同じ堆積物から10万5600ベクレルが検出された。