新しい人間が組織を変える、
というのは相当な心意気のみならず、決意というものがいるもんだ。
消臭力で有名なエステーの鈴木当時社長は、就任スピーチでぶちかました。
「俺の目にかなわないやつは叩き切る」
その勝負期間を、
三日で全部言って、
三カ月で全部実行に移して、
ケリがつかなければ攻め落とす。
と言い切る。
マクドナルドの原田泳幸社長は、社長就任挨拶で、こう言った。
「いまから新しいバスが出発する。乗りたくない人は乗らなくて構わない」
エステーは千人いた社員が五百人になった。
とことん抵抗する役員は辞めさせた。
「あっちはあっちで言い分があるんだから、そんなもの、いちいち説得していたら時間もかかるし、こっちが病気になる(笑)」
マクドナルドの原田泳幸社長は、一旦全役員を解任して、社内公募にした。
それでも理解できない役員に閉口したと。
そして、指示命令をもって本人の実力以上の仕事をやらせて伸ばすしかないとけついする。
二人の情熱はすぐに業績となって現れ、増収増益の快進撃を続けることになった。
二人に共通する想いは、
最後の最後は自分が最後の責任を取るという想いだけは人一倍に強い。部下がどうであろうと。そこに言い訳はない。
この二人が口を揃えていう経営観が共通しているので面白い。
経営者が常に冷静で健康体でいるためには、どんなことがあっても最後は
「許す」
ということだ。
許さなければ、
健康な経営はできないと。









