衝撃の一冊。
金(ゴールド)が大暴落するかもしれない、というマコトしなやかな話が一部にある。
日本でもかなりの影響力のある人が講演会で盛んに話をしているのだけども、その根拠となったのが、実はこの本の著者かららしい。
日本の新聞は相変わらず伝えないのだが、2010年1月にパキスタンの英字新聞の「パキスタン・デイリー」が大変なことを素っ破抜いた。
2009年の10月に中国当局が決済の為にアメリカ当局より5600本の金400トロイオンスを受け取った。
そこで、念のために中国はいつものように抜き打ちで3本の金塊を取り出して、穴を開け純金かどうかのチェックを行った。
「役人達は驚愕した。
これらの金塊は偽物だったからだ。中はタングステン(金と比重がほぼ同じ)であり、金メッキが施されていたのである。しかしもっと凄いことがある。これらのこれらの金塊は打刻の付されたアメリカ製であり、数年間はアメリカ財務金管理庫において管理されていたものだったのである」
これを知った中国政府は直ちに調査を開始したらしい。
その結果、約15年前にアメリカ国内にある精巧な精錬施設を用いて、合計64万本のタングステン塊が金メッキを施されたことが判明したというのだ。(その後、秘密裏に解決)
どうやら、それら多くの金塊は、まだアメリカ財務省金管理庫に保存されているのではないか、というのが著者の見解なのだ。それがいつか大変な話しになりはしないか、という。
それに先立つこと、2004年には世界屈指の投資銀行であり、金取引の「同元」とされているNMロスチャイルド・アンド・サンズ社が金を含む商品取引から撤退する意向を表明した事実もこの本には記載されている。尋常な話ではない、と。
いつかこの導火線が世界金取引経済を吹き飛ばすのではないか、との不安はこの本を読む限りぬぐえないのだ。 それ以外にも、実に驚くべき事実がいくつも淡々と書かれている。
■エジプトの騒乱も元を正せば「食糧高騰による」世情不安だと言われているが、この世界穀物価格の高騰を仕掛けるアメリカの生き残り計画。
■オバマ大統領が「非核宣言」をした本当の狙いはなんだったのか。
もちろん、能天気な平和主義者でないことは当たり前の予定行動だった。
従来の原子力は否定しながら、アメリカが開発をすすめる「原子開発」がある。
■アメリカが狙う、「日本と中国の金塊」とは。
■北朝鮮が強気に出る秘密。
放射能鉱物モザナイトが多く眠る大地。
そして、間違いのないドルの崩壊。(というスタンス)
もうこれは崩壊するか、しないか、ではなく。
崩壊(デフォルト)させてなおアメリカが経済的混乱の中で、「債務不履行」をさせるかのタイミングを計っているだけのことだと。
外務省で活躍後に独自の情報網を持ち、自ら国際情報研究所で分析を続ける著者だけに説得力の或る構成になっていると思う。
これらが本当であるとすれば、想像を絶する世の中が訪れてくるような気がする。
アメリカはいろんな罠を仕掛けてきているという著者の警告相変わらず、日本の政治家は幸せな論議を続けているけれども。
「狙われた日華の金塊~ドル崩壊という罠~」
原田 武夫著 小学館 オレンジ・サファイア
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