囲わない | ko-to-ba

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人は発するコトバ通りの人生を歩む。

お客様を囲ってはいけません。


自分たちのお店やサービスだけを利用させるための囲い込みというのは、利益を独占するどころか逆にお客様は離れていきます。


お客様の自由にさせておくのです。


お客様が『この店は良い!』と思えば、囲ったり営業したりしなくても勝手にまた来てくれるのです。


囲うという行為には、そのお店や人の器の小ささが醜いほどに露呈されます。


『あ、囲われてるな』と気づいたお客様は、途端に離れていきます。


お金を払う立場であるお客様は感性が極限まで研ぎ澄まされているので、すぐに気づきます。


逆の立場で考えてみれば、誰だって縛られるのは嫌なのです。


どれだけ質の良いサービスを提供しようとも、お客様の自由を奪う権利はありません。


むしろ、自由にいつでも好きなときに来てもらえるような気持ちにさせることこそが、最良のサービスです。


お客様には率先して他のお店を紹介するくらいのスタンスでいると、確実にメロメロになります。



相手を縛らない方が上手くいくのは、ビジネスも恋愛も同じなのです。