自分らしさは捨てる | ko-to-ba

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人は発するコトバ通りの人生を歩む。

自分らしさを頑なに守っている人がいます。


自分らしさを大切にすることは自分と向き合うことでもあるので、悪いことではありません。


むしろ良いことです。


しかし、自分らしさにあまりにもこだわってしまうと、外から吸収する機会を逃してしまうことがあります。


これはもったいないです。


たとえば、『俺は大人数の集まりでワーワーしたりするキャラじゃないから』といってそれを貫くことで、出逢いの機会を逃すこともありえます。


そこで気さくに振る舞っていれば、ビジネスに大きな影響を与える出逢いがあったかもしれません。


自分では孤高でかっこいいキャラを演じていたつもりが、ただの感じの悪い人になっているのです。


そもそも、あなたが考える自分らしさというのは、あくまでもあなたにとっての自分らしさです。


他の人からしたらそんなものは一切関係ありません。


他人から見たあなたの印象が、実際にはあなたらしさとして相手に映るのです。


また、『自分はこうだ!』と決めてしまうことでものの見え方も制限されてしまいます。


『自分は教師だから』という姿勢でいると教師としての視点でたくさんの気づきがありますが、裏を返せばたくさんの気づけないものがあるということです。


つまり、自分が大切にしている自分らしさに固執してキャラクターを守ってしまうのは損なのです。


あまり、自分を枠にはめすぎないことです。


自分らしさやキャラクターなどというものは、どうでもいいのです。


他の人から見たあなたがあなたです。


『あなたはどんな人ですか?』と聞かれても、そんなの答えられないのです。


あなたはそんな簡単な存在ではありません。


自分らしさはとっとと捨てて、その時々の好きなものに熱中しましょう。


自分らしさを捨てると自然体になります。



自然体になると、結果としてそれが自分らしくなるのです。