ゲーム感覚 | ko-to-ba

ko-to-ba

人は発するコトバ通りの人生を歩む。

『あの人は才能があるから好きなことを仕事にできたんだ。うらやましい』という人がいます。


好きなことを仕事にできた人は、才能を持っています。


これは間違いありません。


しかし、大切なことは才能だけで成功してきたわけではないということです。


才能ありきでスタートしますが、それだけで成功できるほど甘くありません。


才能に磨きをかけることを怠ってはいけないのです。


好きな仕事で結果を出している人は、やはり見えないところで狂ったように時間を費やしています。


たとえば、イチローは小学生のころには既に毎日放課後から暗くなるまでお父さんと野球をやっていました。


バッティングセンターにも毎日通うほどです。


小学生であれば、ほとんど周りは友達同士で遊んでいるところです。


彼が圧倒的な実績を残す突き抜けた存在になれたのは、単純に周りがファミコンをやっている間に野球をやっていたからです。


同級生がファミコンの腕が上がっていくのと同じように、イチローの野球の腕も上がっていったのです。


究極は、それだけの話です。


圧倒的な時間を費やすことができれば、誰でもプロと呼ばれる域に達することができます。


プロのスタートラインに立てれば、なんとか飯を食うことができるようになります。


飯が食えるようになれば、素人からは天才に見えてしまうのです。


才能があるか否かという不安に駆られている暇があれば、少しでも専門分野の知識をインプットしましょう。


『アイツは狂っている』といわれるくらいでちょうどいいのです。


狂ったように取り組めるということは、才能のある証拠です。


才能があるとわかれば、つべこべいわずにひたすら没頭するだけです。


その際に努力は必要ありませんし、才能のある分野では努力を努力と感じません。


ただ面白いからやり続けてしまうのです。


大切なのは努力先行ではなく、まずゲーム感覚で臨めるものを見つけて選択する能力です。



『気づいたら朝になってたよ』という感覚で取り組めるものが、あなたが狂える分野であり、才能のある分野なのです。