仕事ができる人は睡眠時間を十分に確保しています。
仕事ができない人は睡眠時間を確保できません。
それどころか、睡眠時間が少ないことがアイデンティティとなっています。
『忙しすぎて2時間しか寝られなかったよ』
『今日もこれは徹夜だなぁ』
誰の周りにも、そんなセリフを口癖のようにしている人が一人や二人は必ずいることでしょう。
彼らの特徴はセリフを吐く際に妙に悦に入っていることです。
睡眠時間を確保できないということは、時間管理ができていないということです。
仕事を予定の時間内で終わらせることができないということです。
それはつまり、仕事ができないということに他なりません。
もちろん、例外もあるでしょう。
むちゃくちゃに仕事をこなさなければならないこともあり、また、そんな時期もあります。
しかし、そんなときこそ視点を変えてみましょう。
睡眠時間をまず天引きしてしまうのです。
必要な睡眠時間を便宜上7時間とすれば、24時間のうち必要経費として睡眠時間に7時間をあててしまうのです。
残りの時間で仕事やその他をこなすのです。
つべこべいわずに、時間内に終わらせると決めるのです。
この心がけを継続できると、次第に集中力や時間管理能力が高まっていきます。
確実に理想の状態に近づいていきます。
睡眠は、起きている時間帯の作業効率を最大限に高めることができる大切な行為です。
たくさんの睡眠をとれば作業効率も高まるので、たくさんの仕事をこなすことができます。
たくさんの仕事をこなすことができれば時間が生まれるので、たくさんの睡眠をとることができます。
こうして、善のスパイラルに突入していくのができる人です。
もちろん、必要な睡眠時間は人それぞれで異なります。
無理して睡眠時間を削っていないのができる人です。
仕事ができるようになると、よく眠ることができる人への近道だということがあらためてわかるのです。