お土産はお土産話 | ko-to-ba

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人は発するコトバ通りの人生を歩む。

人と会うときに手土産を持っていく人がいます。


『つまらないものですが・・・』とへりくだって渡すのは日本人の文化といっても過言ではないほどよく見られるシーンです。


しかし、実際につまらないものを渡してはいけません。


冷静に考えてみれば失礼だとすぐにわかります。


『いや、つまらないならいらないです』というのが本音です。


手土産を持っていくのではなく、土産話を用意していきましょう。


手土産が悪いという話ではありません。


大前提として押さえておきたいのは、人と会うということは相手は自分の時間をあなたに捧げてくれているということです。


捧げてくれたもの以上のお返しをする姿勢が求められます。


土産話というのは、少しでも相手の役に立つような話です。


難しいものではなく、相手が知らないであろう同業他社の動向や、自社の情報を提供するというような簡単なことでもいいのです。


情報の質ももちろん大切ですが、相手の役に立ちたいという姿勢が伝わることが一番大切です。



お土産を持参するかお土産話をするかで、次回以降も会えるかどうか、長期的な関係が継続できるかどうかが決まってくるのです。