ステージが変わることで、弱みが強みに変わるということがあります。
たとえば、あまり言葉を発さないことで部下から信頼されないというのが弱みの上司がいます。
しかし、プレゼンや商談の場では余計なことをいわないことで信頼を勝ち取っていたりします。
つまり、シチュエーションや条件の変化によって、一つの性質が真逆の効果を発揮することがあるということです。
口数が少ない性格ということは、裏を返せばそれだけ人の話を聞けるということでもあります。
話を聞けるというのは、ひとつの武器です。
世の中は話を聞けない人で溢れているからです。
そうなると、カウンセラーやコンサルタントというキャリアも視野に入ってきます。
自分の性格や性質に別の角度から光を当ててみましょう。
どんな性格にも、一長一短があります。
一長一短に一喜一憂するのではありません。
大切なのは、その性格がいちばん活かされるステージに自分の身を置くことです。
『自分はここが弱いから・・・』といって尻込みするのではなく、自分に適したステージを求める姿勢が能力の限界を突破するきっかけとなるのです。