都合の良い解釈 | ko-to-ba

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人は発するコトバ通りの人生を歩む。

自分に入ってくる情報は、都合の良い解釈をしましょう。


その方が精神衛生上よろしいというだけでなく、生産的です。


たとえ解釈に無理があろうが、『勘違い野郎!』と揶揄されようが関係ありません。


自分にとって気持ちのいい解釈をすることです。


1つの情報には必ずメリットとデメリットの両面があります。


そうであれば、どうせならメリットの部分にフォーカスするべきです。


たとえば、仕事で結果を出したのに身に覚えのない噂を立てられたり陰口を叩かれたりすることがあります。


これは、通常であれば凹んでしまうところです。


確かに、誰か1人から悪口を聞くと全員が言っているかのように思えてきます。


しかし、ここで無駄に凹まないことです。


変な噂を立てられたり陰口を叩かれるという現実は、現実として受け止めます。


大切なのはここからです。


そもそもなぜ噂話や陰口を叩かれるのかということを考えるのです。


突き詰めて考えてみると、周囲よりも実力があるからです。


みんなと同じような行動を取る無難な存在であれば、叩かれることはありません。


仕事もそこそこに、居酒屋で一緒に上司の悪口を言っているような間柄であれば、周りから悪口を言われることはないのです。


悪口を言われるということは、周りとは違っているということです。


悪口を言っている集団からすれば異質な存在なのです。


結果を出すということは、圧倒的多数の人たちから頭一つ抜きん出るということになります。


今まで並んで一緒の場所にいたのに、突如として上のステージに行ってしまうというのは、多数の人たちからしたら居心地が悪いのです。


つまり、悪口を言われたり嫉妬で足を引っ張られたりするということは、あなたが確実に成長しているということなのです。


考えてみれば確かに、最短出世コースを歩んでいる上司も周りからはありもしないだろう噂や悪口を言われていたことに気づきます。


この例は悪口や嫉妬のカラクリとしては事実ですが、そうとは思えないようなことであっても自分にとってプラスになる解釈をすることができるようになると、随分と楽になります。



良い部分にフォーカスすることが癖になってくると、余計なことに時間を使うことがなくなるので実に生産的です。