お酒は怖いです。
翌日に記憶を失くしている可能性があったり、二日酔いが辛かったりするからではありません。
大した規制がされていないからです。
麻薬のように法律で完全に禁止されているのであれば、誰もが危なくて手を出してはいけないものだとわかります。
しかし、飲酒は年齢の壁さえ越えてしまえばほとんど何でもアリです。
むしろ潤滑なコミュニケーションや仲を深めることができたりと、場合によっては良いことだとされています。
お酒は、実は麻薬です。
普段どれだけ冷静沈着で淡々としている人でも、過度のアルコールを摂取すれば確実に乱れます。
それは連日のニュースの犯罪者を見ているだけでもわかります。
お酒は、ただ現状は合法なだけです。
年齢という中途半端な規制をしているものだから、危険な側面に気づかずに誰もが簡単に手を出します。
その意味でも、お酒は麻薬以上に麻薬なのです。
飲酒のデメリットはたくさんあります。
たとえば、うっかり口を滑らせて信頼を失くすことがあります。
本人は言った記憶もないのに、『え?それ何で知ってるの?』ということが後に起こります。
お酒が好きな人が自覚しておくべきことは、お酒が入ると人はむちゃくちゃ口が軽くなるということです。
しかも、酔っているときの発言は本音です。
だからこそ、本音を聞き出すためにお酒を使うという方法が存在するのです。
以上を考慮した上で、それでも好きな人は好きなだけお酒を楽しめばいいのです。
選択はあなたの自由です。
飲酒にはもちろんメリットもありますが、飲酒に限らず、あらゆるものにおいて対極の視点を持っておくことは大切です。
元麻薬中毒者の言葉があります。
『いろんなものに手を出してきたけど、酒が一番怖いよ』