仕事ができる人は例外なくスピードが速いです。
時間の大切さを知っているからです。
学生時代を思い返してみても、成績トップの超優秀な人はテストの問題を解くスピードが尋常ではありませんでした。
多くの凡人が半分くらいの地点で苦しんでいる頃には、答案を裏にしてすまし顔をしています。
できる人というのは、生まれつきできるからスピードが速いのではありません。
やりたいことをやるためには時間がいくらあっても足りないのがわかっているから、人生のあるところで処理速度を猛烈に上げるよう試みているのです。
仕事ができるようになって出世していくためには、自分を磨く時間を確保することが必須です。
仕事ができて出世していく人は、スピードを上げて自由な時間を確保することができたからこそ出世できたのです。
仕事ができる人の共通点は、時間の大切さを知っているということです。
つまり、せっかちな人だということです。
『今月中に』と言われれば今週中に仕上げます。
『来週までに』と言われれば金曜日中には仕上げます。
『今週中に』といわれれば翌日朝一には仕上げます。
相手に時間をプレゼントすることが習慣になっているので、どんどんできる人や成功者に好かれていきます。
結果、引っ張り上げてもらえることになります。
一方、仕事のできない人は時間の大切さを知りません。
そのため、時間のプレゼントをしてもらってもその価値に気づけません。
それどころか『あんなに早く仕上げて、手抜きしてるんじゃないか』と思ってしまいます。
相手の思いやりに感謝がないので、できる人や成功者はどんどん離れていきます。
この世の中は、時間の大切さを知っている順番にピラミッドを形成しているのです。