【親しき仲にも礼儀あり】という考え方は大切です。
どれだけ仲が良いとお互いが認識する関係であっても、礼儀を忘れてはいけません。
むしろ、仲が良いほど『締めるところは締める』というスタンスでいることです。
礼儀というのは、敬意です。
たとえば、お客様や取引先として出逢った人には敬語を使い続けるというのも、上手な距離感の保ち方のひとつです。
現状はあなたからサービスの提供をすることがない関係であっても、先々いつどうなるかはわかりません。
馴れ合いの関係になってしまうと、相手が顧客という関係になった際にこちらのサービスの価値が伝わりづらくなります。
価値を感じてもらいにくくなるのです。
こちらとしても、お金をいただく際に精神的に請求しづらくなる部分があります。
時代はどんどん変化していきますが、敬語という文化はまだまだ日本人の深い部分に根を張っています。
長続きする人間関係は、必ず根底に尊敬の念があるのです。