結果を求めることは大切です。
仕事でも、どんな努力をしたかではなくどんな結果を残したかというのが綺麗事抜きで大切なことなのです。
しかし、良い結果が出るというのはせいぜい全体の1割です。
10個仕事があれば、9個は上手くいかないのです。
そうなると、上手くいかない9個をどう楽しめるかという考え方も大切になってきます。
仕事の大部分がそもそも上手くいかないのであれば、その大部分をどう捉えるかということです。
後に振り返ってみて記憶に残っている仕事というのは、たいがい失敗した仕事です。
振り返ってみてわかるのは、たくさんやらかしてきた失敗こそが今の自分の根っこになっているということです。
後から感謝できる経験というのは、その時には消し去ってしまいたいと思う経験です。
それがわかっていれば、失敗にも正面から臨めます。
ほとんどが失敗に終わるからこそ、1個でも上手くいったときは特別に嬉しいのです。