借りを作る | ko-to-ba

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人は発するコトバ通りの人生を歩む。

【借りを作る】というと、一般的にマイナスなイメージがあります。


頼みごとをして相手に助けてもらったり、相手の力を借りるというのは良くないという価値観です。


しかし、逆にメリットもあります。


あえて借りを作ることで、相手との距離を縮めることもできるのです。


人は、接触頻度が多ければ多いほど好感を抱きます。


好き嫌いを抜きにすれば、2,3回しか会ったことのない人よりも職場で毎日会う同僚の方が距離も近く親しい存在となるのは間違いありません。


借りを作っておくと、その借りを返すために相手と複数回コンタクトを取ることができます。


特に、その相手が先輩だったり上司だったりするとなおさらいいです。


誰だって、人から頼りにされるのは嬉しいことです。


先輩や上司は、頼りにしてきたあなたが可愛く感じられます。


しかも、借りを作ることに抵抗を感じる人は多いので競争率は低いです。


結果、周りよりも関係性が深くなります。


他の同僚であれば知ることもできないようなことを、あなたには教えてくれるかもしれません。


本来であれば許されないミスも、カバーして大目に見てもらえるかもしれません。



単純にあちこち借りを作るのは考え物ですが、仲良くなるための口実として頼みごとをするのは距離を縮めるには有効な方法なのです。