価値観の強要 | ko-to-ba

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人は発するコトバ通りの人生を歩む。

自分の価値観を強要してしまう人がいます。


強要している本人に悪気はありません。


それどころか『こっちの方が絶対幸せになれる!』とその人のために本気で思ってやっている行為だったりするので質が悪いです。


その人にとって幸せかどうかというのは、その人にしか絶対にわかりません。


仮に、あなたの価値観が相手にとって実際に必要なものだったとします。


それでも、必要なものは自分自身で気づかなければ本当の意味で身に付くことはありません。


結局、自分で気づけたものしか真の学びにはならないのです。


気づきの質を決定するのは、実際にどれだけ自分が痛い思いをしてきたかということです。


一次情報がすべてです。


自分で経験したことでなければ吸収できないのです。


人生のどこかで、あなたが手を差し伸べたくなるほどしんどいことが友人に起こるかもしれません。


しかし、それはその人にとって必要だから起こるのです。


成長するための修行の一環です。


人生という学校における必須科目なのです。


そもそも、大前提としてカリキュラムに組み込まれているということです。


これは、手を差し伸べない優しさを知るためのあなた自身の修行でもあります。



『私はあなたのためを思って・・・』といって価値観を押し付けるのは、相手の成長を妨げる傲慢な行為なのです。