ポイントカードはお客を奴隷にするためのカードです。
お金持ちの財布は、いつもスマートです。
お札と必要最低限のカード類しか入っていません。
あらゆる店舗のポイントカードを作成して財布を豚のように肥やしている人がいます。
『せっかくならポイントカードを作っておいた方が得だな。無料だし』
『10回来れば1回分タダか。作っておこう』
気づいておきたいことは、ポイントカードを作成して得をするのはお客ではなくひたすら店側だということです。
ポイントカードというのは突き詰めれば、その場で割引できる分を次回以降に繰り越すことでお客様を囲うためのものです。
言ってみれば、お客が店舗に無利子でお金を貸しているのと同じです。
しかし、店舗側はいかにもお客が得をしているかのように錯覚させ、見事にお客を奴隷へと育て上げます。
お客は無意識の内に『どうせならあのお店へ行こう。ポイントも貯まるし』と自らカードを持っているお店へと足を運びます。
奴隷の特徴は、自分が奴隷だと気づかないことです。
少しずつでも日常に潜む搾取に気づけるようになることがお金持ちへの第一歩なのです。