根っこを育てることの大切さは、幼いころから言われます。
『何事も、基礎が大事ですよ』というものです。
木に例えるとわかりやすいです。
基礎というのは根っこです。
ここをおろそかにしてはいけません。
いかに地中深く、広く根を張っていけるかで幹を含めた枝葉の拡がりが決まります。
基礎の徹底具合によって、その先の伸びしろが決まるのです。
どれだけ枝葉を拡げようとも、根っこがしっかりしていなければその重みを支えることはできません。
ビジネスでいえば、根っこというのは考え方の部分です。
マインドと言い換えることもできます。
枝葉というのは、技術やノウハウです。
目先の技術やノウハウだけを追いかけていては、時代が変わればすぐさま枯れてしまいます。
環境の変化によって、枝葉には嵐や落雷など予想もしないことが起こります。
それでも、基礎がしっかりしていれば、時代が変わって手法を変えざるを得ないときにも、生き残ることが可能です。
根っこからの知識という栄養分がすぐさま行き渡るのです。
基礎を超えてその先に行くためには、ひたすらに基礎を鍛えるしかないのです。