お礼は大袈裟に | ko-to-ba

ko-to-ba

人は発するコトバ通りの人生を歩む。

相手にお礼をするときは、大袈裟なくらいにしましょう。


大袈裟にすることで、相手の記憶に残る可能性が高まるからです。


いかに相手の記憶に残るかというのは、仕事に限らず人生全般において大切なことです。


相手の記憶に残るか否かというのが、結局は人間力の差になります。


誰でも、してもらったことにお礼をするのは当たり前です。


人は何かしてもらったらお返しをしたくなるからです。


誕生日プレゼントをもらったら、相手の誕生日にもプレゼントを渡したくなります。


仕事を手伝ってもらったら、相手の仕事も手伝おうと思います。


当たり前ということは、裏を返せば記憶に残らないということです。


当たり前だからこそ、相手には『私もプレゼントもらえるでしょ』『まぁ前に手伝ってあげたしね』と思われている節があります。


そのため、1の借りに対して1返したのでは何も響きません。


それどころか『え?利子の分は?』という感覚で自分のしてあげたことの方がなんだか大きかったような気さえしてしまうのです。


お礼をするときには、1の仮に対して10返す姿勢が求められます。


大袈裟とは、言い換えるのであれば極端です。


少し相手に引かれてしまうくらいでちょうどいいのです。



『普通、ここまでするか?』と思われるくらいが最低ラインなのです。