自分が何かしらの変化をしていく段階では、痛みを伴います。
変化とは、成長です。
成長するのは快感です。
しかし、そこに至るまでには必ず痛みを伴うのです。
先に快感があるとわかれば、痛みにも耐えられます。
無意識、痛み、快感という3段階のプロセスです。
これを繰り返していくことが成長していくということです。
例えば、上司が部下へ何かを教えます。
その際、部下は痛みを伴うことを覚えておかなくてはいけません。
学ぶことは楽しくもあり、苦しいのです。
今までの価値観、考え方、やり方を変えるというのは苦痛です。
既に習慣となっているからです。
習慣を変えるのは辛いのです。
習慣となっているものというのは、もはや呼吸と同じです。
ほとんど呼吸の仕方を変えるようなものなのです。
今までえら呼吸していたところを『次からは鼻で吸ってくださいね』といわれるのです。
一瞬、目の前が真っ暗になります。
『今までやってきたことは何だったのかな。無駄だったのかな』と凹みます。
しかし、一度変わってしまえばそのスタイルこそがスタンダードになります。
人間の強みは、何事も習慣へと持っていけるところです。
それが快適になり、以前のようには戻れなくなるのです。
痛みを感じているときは、成長しているときだとワクワクすればいいのです。