自分の仕事の分野においては、誰しもプロです。
あなたがどれだけ新米であろうが実力がなかろうが、外にいるお客様からすれば、あなたは立派なプロフェッショナルなのです。
まず、この自覚が必要です。
プロであるためには、堂々としていなければいけません。
医師であれば、どれだけ難しい手術であっても不安そうな顔を見せてはいけません。
そんな執刀医には、誰にも手術してほしくありません。
手術において大切なのは、まず患者さんを安心させることです。
『大丈夫だ。良くなるんだ』と心から思ってもらうことが治療の第一歩です。
これは医師と患者の関係だけでなく、どんな仕事においてもいえます。
信頼関係の第一歩は、お客様に安心してもらうことです。
『この人なら大丈夫だ』
『このサービスなら間違いない』
信頼関係は徐々に築き上げていくものですが、最低限のラインは出来るだけ早くクリアしなければいけません。
最初は嘘でも良いので『出来ます』といえる気迫が必要です。
少なくとも不安を口にしてはいけません。
不安や心配を解消するためにお客様はあなたの元を訪れているのです。
堂々とした態度でサービスを提供するのは、お客様へ対する最高の思いやりなのです。