『毎月これだけ売上げなくちゃいけないから1日あたりノルマ何人で・・・』というのはお客様を裏切る行為です。
会社のお金のためだけにお客様を呼んでいるからです。
そういう会社に限って、建前としては立派な企業理念が存在します。
『お客様第一主義を念頭に・・・』
『少しでも多くのお客様に最高のサービスを提供するため・・・』
これらは嘘です。
少なくとも言葉と現場レベルは一致していません。
もちろん、会社をやっていく以上、利益は必要です。
会社としては利益を上げなければ存続できません。
存続できなければ、そもそもお客様を幸せにするサービスを提供することなどできません。
つまり、お金にならなければ話にならないのです。
しかし、勘違いしているのか依然として会社では無理な営業などが存在します。
やり方を間違っているのです。
誰だって、進んでそんなことはしたくないです。
みんな、最初は違和感を持っているのです。
自分だったら絶対買わないような商品を売っています。
それでも、少しするとその状況にも慣れていきます。
感覚も麻痺してしまいます。
数字を作ることが全てになっていきます。
自分の本心に嘘をつかないためには、どうすればお客様から継続的にリピートをしてくれるか、紹介をしてもらえるかということを考えなければなりません。
既存の会社のやり方というものがあるので、簡単にはいかないことも多いです。
しかし、プロフェッショナルとして道義に反さずに仕事をしていくためには、会社の指示に従わなくてもいい状況を作らなくてはなりません。
そのためには、圧倒的な結果を出す必要があります。
営業をしないでもお客様が集まる状況を作り上げるのです。
もちろん、スタートの段階ではある程度の新規開拓は必要です。
しかし、そこをクリアしたら競技は変わります。
今までの実績が、営業になります。
実績は、結局はその人の人望です。
究極の営業とは、営業をしないことなのです。