人にお金を使うことを極端にためらう人がいます。
もちろん、綺麗ごと抜きでいえば最低限お金は自分のために使わなければいけません。
しかし、お金の醍醐味は相手に使うことにもあります。
自分を幸せにすることも当然必要ですが、相手を幸せにすることも必要です。
究極、相手を幸せにすることが自分を幸せにすることです。
お金は、その手段の1つです。
人は誰でも周囲との関係性の中で成り立っています。
周りの人との関係性の中に自分が存在することで、自分を確認することができます。
周りに人がいなければ、生きていけないのです。
人のためにすることは、巡り巡って結局は自分のためになります。
そんな気持ちはなくても、結果的に自分へと返ってきます。
【情けは人の為ならず】ということです。
人は助け合いで成り立っています。
あなたも私も例外ではありません。
見方を変えれば、人に何かするということは投資でもあります。
例えば、自分の部屋に日本中の旅行者を無料で泊めてあげます。
すると、その分だけあなたも旅行時には日本中どこでも無料で泊まることができます。
人間として、自分がしてもらって嬉しいことは相手も嬉しいのです。
投資の本質は、どれだけ人の気持ちを汲むことができるかということなのです。