今からでは遅いということはありません。
『今からでは遅い』と思った瞬間が、一番早いのです。
これは、ビジネスにおいても言えることです。
『この業界は飽和しているから、今から参入してもしんどいな・・・』とつい思ってしまいがちです。
しかし、究極、飽和はありません。
参入者が増えるというのは、競争が激しくなるということです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
競争が激しくなるということは、価格が低下するということです。
つまり、結果的にサービスが向上することになります。
もちろん、がらがらのブルーオーシャンで勝負するよりもしんどい部分はたくさんあります。
そもそも、レッドオーシャンは強豪ぞろいです。
しかし、革新的なサービスを提供できれば、参入者の多いレッドオーシャンでこそ突き抜けることができます。
革新的なものは、いつだって外からもたらされます。
参入者が多い業界はそれだけ業界に歴史もあるので、視野が狭まってしまいがちです。
『いや、でも業界の常識から言って・・・』と知らず知らずのうちに凝り固まってしまっているのです。
もちろん、自分たちでは気づきもしません。
そこで、他業界で得た視点を導入してあなたが突き抜けるのです。
まるでブルーオーシャンにいるかのような感覚で、たちどころに業界の勢力図を塗り変えることも可能です。
その業界に革命を起こすのは、いつだって他業界出身の人物です。
第三者の視点ほど有益なものはありません。
他業界の視点とは第三者の視点であり、お客様の視点そのものです。
お客様の視点さえ汲み取ることができれば、黙っていてもサービスの質は向上していきます。
サービスの質が向上するということは、お客様の質も良くなるということです。
お客様の質が良くなれば、更に良いサービスを提供しようと努力します。
結果、見事に善のスパイラルへと突入するのです。
まさにWin-Winの関係です。
『飽和してしまうのでは・・・』という業界は、チャンスに溢れていたのです。