1年 | 伽想詩

伽想詩

愛するものは猫と本と花......そしてantique

長かったような、あっと言う間に過ぎてしまったような

1年経ったと言う事は、紛れも無い現実で

存在の大きさや虚無感だけを再確認した一日でしか無かった

でもいつかある日きっとこんな日が訪れる

まるで綿ぼこりのような小さな温もりが私の元へやって来て

琥珀色の瞳の奥からこう告げる

「初めまちて!アタシのママ!」

そして私はまた喜んで「僕・しもべ」になってゆく

小さなティアラを付けた可愛いお姫様の!


毎日どこかで誰かが私と同じ想いで泪を流している

悲しくて寂しくて辛い毎日を過ごしながら.........

だけどあの子達はきっと私達を見守ってくれていると信じて疑わない



愛してる、愛してるよ、ボク達ワタシ達のママ

見えなくても、その花のそばに、あのいつもの場所に必ず居るよ

やさしい風はボクなんだよ、気が付いた?

さっきの蝶ちょはワタシなのよ、気が付いた?



いつもいつまでもずっと一緒だからネ


$I will see again・また逢おうね
今年も花がたくさん咲きました。