小さな希望 | 伽想詩

伽想詩

愛するものは猫と本と花......そしてantique

晴れているのに遠くでゴロゴロ音がする

そのうち、急に空が曇りだして久々の夕立が来るかも知れない

こうやって、夏も終わっていくんだなあ


今日は意を決しての鉢植えの植え替えあせる

汗まみれになったけれど蕾の付いたネムの木や

薄紫の花が咲くまだ小さなリラの木が

素焼きの鉢で思いきり根を伸ばしているような気がしてとてもスッとした

ふかふかの新しい土のお布団は気持ち良いだろうか


いつも私のこんな作業を網戸越しに見ていたあの子達

眩しそうに不思議そうにじっと見ていたっけ

つい、ふとそっちを見てしまうけれど

今日も何処かで見ていてくれただろうか

お昼寝してる時間かな

私はこうやってほんの僅かずつ元に戻ろうとしているのかも知れない

あの頃のように同じ場所で同じ事をして見る

ゆっくりと季節は変わっているから

私もゆっくりと自分を変えていかなくてはいけないね

まだ後戻りしてしまう時ばかりだけれど

うん、頑張ってみるからね   

明日は何をしようか考えてみよう流れ星