ふらりと入ったその先で思わぬ遭遇をした時は本当にうれしくて
その快感もさる事ながら、古書店独特の静かでレトロな雰囲気や
古いインクの匂いの中に居ると別世界のようでそれもまた楽しい
装丁も含めて、デザインも内容的にも私は新書にはあまり心が動かない
ブックオフも出来た当初は貴重な本や珍しい本が多く
価格も安く、見やすくて、宝箱のような所だったけれど
ネットオークションの普及や個人でのネット古書店の乱立
「せどり」と呼ばれる人々が押し寄せて買い漁ったりした事で
本の品位も数もガクンと減り、最近では良本に出逢う事も少ない
と、言ってももう1年以上は古書店やブックオフも行ってないけれど...........
ネットでの古書店巡りはパソコンの画面を見るのがとても疲れるし
実物を手に取ってパラパラと見る事も出来ないので
こちらはもっぱら立ち読み専門になっている
以前はeasy seekと言う楽しいサイトが有ったのに

私にとって本は読むのも買うのも心に有る程度の余裕が必要なのだろう
「見るだけ専門」の料理本や手芸の本、アンティークな雑貨やレースの本
美しい植物画の本、洋書、そして大好きな絵本など
いくら手に入れても次から次から欲しくなる
なのにリストも何も作らないので手元に何が有るのか忘れてしまう事も多い
で、将来は一部屋を本部屋にしなくてはいけないと思っているけれど
いつになったら真剣に計画を実行に移せるのか分からない
ブログのサブタイトルで有る「愛するものは猫と本と花」
今はどれも中途半端なので心が痛い

いや、愛してますよ、どれも全部愛してるんだけど
体が付いて行かないのはきっと暑さのせいだからって事にしておこう
また近いうちに古書店巡りも再開しようかな
