あなたは
誰かと話していて後から
「ああ~あのときは ああ言えばよかった!!」
って思ったり
相手が怒って、思わず
「ごめんなさい」って平謝りしたけど
あとから落ち着いてよく考えると
「わたしだけが悪いわけじゃないじゃん」
ってくやしく思ったり
なーんてことありませんか?
なんかその場では
あたまが真っ白になっちゃってたりするのよね
勢いに押されて固まっちゃったりね。
わたしもすっごく覚えがあるわ~
おかげさまで だーいぶ減ってきたけれど
以前は 結構そんなことがありました。
もうその話はすっかり終わってるから
わざわざ蒸し返すのもイヤだし
でもムカムカするし
その場ですぐに思いつけたらいいのに!
って思うよね
言いたいことが
その場そのときに出てこない 原因は
いろんな思い込み(ビリーフ)が 絡まっていて
ひとや状況によって違ったりもするけれど
心理療法で じっくりと取り組むことにより
改善することが可能です。
そして、原因の中の大きなひとつで
必ずあるのが
湧いてくる感情を生き生きと
感じることができていない
です。
この部分は、セラピーで扱うだけでなく
自主練も必要なので
今日はそれをお伝えするね
感情を生き生きと感じるための
はじめの一歩は
3つの分類を 2つにする!です。
わたしたちは、日々の生活の中で
いろんな感情を感じています。
自分の意見はその感情を指針にして
出てくるのよね。
だから感情を感じていないと意見も出ない。
そして 感情の出てくる大元は
快(よい)か
不快(イヤ) か です。
わたしたちは 日々いろんな出来事に遭遇しながら
それをこころの中の
『快』に入れたり
『不快』に入れて分類してます。
ところが!
感情を生き生きと感じることが
うまくできていないひとは
『快』『不快』の他にもうひとつ
どうでもいい(しかたない)
という『無関心』の箱
が大きくあるのよね。
あなたはどうですか?
「どうでもいいや」
「しかたないや」って
しょっちゅう言ってたりしない?
何かイヤなことが起こっても
「しかたないや」と
『無関心』に入れ
ちょっとした喜びも
「どうでもいいや」と
『無関心』に入れてると
『快』『不快』はすっごく小さくなっちゃって
『無関心』ばかりが
膨らんでいってしまう。
すると
『快』なのか『不快』なのかが
だんだんわからなくなってきて
感情は動かなくなるし
自分の意見も出てこないってわけです
まずは『無関心』をやめて
『快』『不快』のどちらかに分類する練習から
はじめようね。
わたしも ストレスが溜まると
感情を感じないようにしがちな方なので
歩きながら この練習をしました。
お花がきれい『快』
排気ガスの匂い『不快』
空が広い『快』
赤ちゃんが笑った『快』
何かの機械の甲高い音『不快』
イヌに吠えられた『不快』と『快』 『快』多め(笑)
あいさつしたけど返してくれない『不快!!』
こんな具合です
感情を生き生きと感じられるようになると
人生も生き生きしてくるよ。
自分の意見もわかるようになるし
やりたいこともわかるようになる。
軽やかに幸せになっていきます。
そうなるための はじめの一歩は
「どうでもいい(しかたない)」を減らして
『快』『不快』に分類すること。
自主練やってみてね