先生の「あの言葉」があったから、今でも歌っていられるのだと思う | ダウン症児のママはシンガーソングライター MIMOの「ギフト」な日々

ダウン症児のママはシンガーソングライター MIMOの「ギフト」な日々

ダウン症の愛娘の子育てと、シンガーソングライターとしての音楽活動を楽しんでいます。
みなさんが元気でやさしくなれる情報をお届けいたします!

12月13日(日)にあーちゃんの学校主催で行われた「ウィンターコンサート」雨でお足元の悪い中、たくさんのお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました!



このコンサートは、もう36年も続いている伝統行事。その昔、都立の名門である立川高校吹奏楽部のある生徒さんと、うちのあーちゃんが通っている特別支援学校の生徒さんが、ご兄弟だったのだと。それがご縁でこんなに続いているって、本当に素敵!立川高校の皆さん、本当に毎年、全身全霊で演奏し、楽しませてくださる。礼儀正しく、そして眼差しはやさしい‥‥。これから大きく羽ばたかれるであろう皆さんが、どうか我が子たちの「良き理解者」でいてくださることを、心から祈ります‥‥。本当にありがとうございます!



その生徒さんたちも、私の歌と話を真剣に聞いてくださいました。



こうやって我が子の学校で歌えるって、この上ない幸せなことです。入学したばかりの頃、正直私、燃え尽きちゃってました。でもまだその「燃えカス」に火を灯そうとしてた私がいました。そんな時、担任の先生がそんな私に気がついたんでしょう。家庭訪問の時に、こうおっしゃってくださいました。

「大丈夫、私たちはプロです。子供達をいーっぱい褒めて、ちゃんと成長させますから。安心してください。だからお母さんはお母さんの世界を持って、いいんですよ。そしていつも、笑顔でいてあげることが、あーちゃんの一番の幸せなんですよ。」

その言葉がありがたくて、一緒にいた母と泣き崩れました‥‥。

あの時の「この言葉」があったからこそ、今私はこうやって音楽を続けて歌っていられるのだと思います。あの時に私を追い詰めずに、優しく包んでくれたから。でも家庭でできる療育は、たくさん教えてくださいました。特別支援学校の先生方は皆さん同じです。子供だけではなく、親の心にまで寄り添ってくださる。いつもあったかーい気持ちをくださる。感謝してもしきれないです‥‥。

私たち親子は、この学校で学び、優しさを知り、人を信じることを知り、幸せになりました。私はこの学校を選んだ「過去の自分」を誇りに思います。

来年はいよいよ、あーちゃんも中学生。あーちゃんなりの成長が眩しい、今日この頃です‥‥。

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