「ダウン症」に対する「自分の家族の理解」を得られるまで | ダウン症児のママはシンガーソングライター MIMOの「ギフト」な日々

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ダウン症の愛娘の子育てと、シンガーソングライターとしての音楽活動を楽しんでいます。
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「我が家の次男はダウン症」の家族が、待望のマンガ化されたのは先月のこと。これは3号連続掲載のため、今月号もしっかりゲットいたしましたわよ!そしてまた読破!そしてまたウルウルと‥‥。

この主人公である「ユカ」さんは、妊娠中にお腹の赤ちゃんがダウン症と知って出産を決めた方。出産後の医師とのやりとり、冷静さはアッパレ!でした。そして彼女に寄り添うご主人も。それに比べて私なんか、なーんの覚悟も無いうちに告知されたため、本当に動揺しまくってました‥‥。そしてご多分に洩れず、うちの家族もね‥‥。ぜーんぜん、最初は受け入れられなかったですよ。ほんと、今考えるとあーちゃんに申し訳ないくらい‥‥。

ただこのマンガの中に登場する「ユカさんのお母様」は、やはり最初は「ダウン症」というものを受け入れられなかったと描かれている。そしてユカさんとお母様の「心の確執」も赤裸々に。私にも同じような経験があるから、ユカさんの当時の気持ち、すっごく良く分かります。世界でたった一人でいい。どんなことがあっても自分の味方であってほしいと願う実の母が、冷たく突き放した言葉。それは母を愛し信じていたが故に、けして許せないものになってしまう。私も実はそういう時期がありました‥‥。

でもね、今少しだけ月日が流れて分かったことがあります。自分にとって我が子は命にも代えられるくらいの存在であるように、母にとっても自分はそういう存在なんだよね‥‥。私を愛してくれているが故に、私を守りたいと思う一心で、思わず口を突いて出てしまった言葉だったりしたんだよね。

マンガの中で初めてお母様が赤ちゃんに会いに来た時、自宅に戻るお母様がひと言「ユカが幸せそうで良かった‥‥」って。もーう、この言葉でまた号泣ですよ‥‥。親って結局そんなもんなんです。我が子が幸せなら、オールオッケーなんですよ‥‥。

そしてこのお母様に実は私、お会いしています。けっこうドップリお話しています。ものすごくバイタリティー溢れる素敵でやさしい方!今では涙もろく、感受性豊かな「子煩悩&孫煩悩」の最高のおばあちゃまですよ!その証拠にね、先日右手首のないダウン症のピアニスト「鈴木麟太郎さん」の演奏を見た後の感想を、こうおっしゃった。

なに?
手が小さいだ?
指が短いだ?
素質がないだ?
そんなもん関係ない!
”あるもん”でやればええねん!
本当にそう教えられた!


人間って変われば変わるものですね(笑)涙ながらに熱く、こう言い放たれたユカさんのお母様、痺れましたわ‥‥。今のお母様に、障がいに対する偏見なんて微塵も感じなかった。ただただ慈愛に満ち、いろんなことを悟られていた。でもここまでお母様の気持ちを変えられたのは、ソスケくん(ダウン症の次男くん)の愛くるしさであり、ユカさん家族の幸せな日々であったり‥‥。うーん、とってもイイ家族だなぁ‥‥って心から思いましたよ‥‥。

そして今回のもう一人の主役、この家族の長男「アツ」くんとも会っている私。私があと30歳若かったら是非!付き合ってほしい!と思ってしまうほどのナイスガイです!もうね‥‥5歳にして人間が出来上がってるのよ‥‥。ちょっとしたひと言に胸が「キュンっ!」となってトキメいてしまったり、グっときて思わず涙が溢れてきたり‥‥。アツくんも病と闘っています。いろんな苦労をしているからこそ、この歳でこんなに悟れてるんだろうなぁ。弟を溺愛する最高のお兄ちゃん。「自分よりも他人」を思いやる子なんだよね‥‥。

そんなアツくんが今月号ではなんと!「もしかしたら最悪の事態を覚悟してください!」と医師からの宣告!えーーー!そして次回に続くのぉー?!引っ張りすぎよぉー!笑

ということで次回も見逃せません!あー、このマンガ、ドラマ化とかになんないかなぁ‥‥。

このマンガのおかげで、幼い頃に「リボン」や「少女コミック」に胸をときめかせていた時代を思い出しました。マンガもやっぱり良いものですねー!来月号のご予約もすでに始まっている模様です。お求めはネットでされた方が確実かと。まずは今月号、まだご覧いただいていない皆様、是非ご一読ください!



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