「妖怪ウォッチ」「恋するフォーチュンクッキー」「女々しくて」をそれぞれスローバージョンの音源を作り、まずはMIMOがそのスローな音源に合わせて踊りを解説しながら教えていく。そして実際のテンポバージョンで即席発表会。これがけっこう皆さん、ものすごく喜んでいただけるのです!障がいを持ったお子さんをはじめ、そのご兄弟、そしてお母さん方、そして最後は先生方まで大笑いしながらの大宴会状態!(笑)黄色いボンボンを前もって人数分作っておいていただき、あまり踊りが得意ではないお子さんはそれを振っていただくだけでもかなりカワイくて華やか♡テンションが上がりまくった私も思わず「みんなで大きな花火を打ち上げて終わるぜぃ~!」「みんな!ノってるか~い!」とロックライブさながら叫びまくり!そりゃぁそりゃぁもう、汗だくで一番楽しんでしまったかも(笑)
昨日は写真とか撮れなかったのですが、やった内容のイメージはこんな感じです。

そして昨日はみんな舞台に上がっちゃったので、熱気としてはこっちに近かったです。

最近「音楽療法」というものは一体何か?ということをある先生から伺えたチャンスがありました。それは患者さんが実際に音楽を体験すること(歌う、楽器を弾くなど)で症状が回復に向かうこと。音楽による身体への働きかけで、心身共に改善していくことなのだと。「療法」というくらいなので「治療」にあたります。なので医学的知識も必要です。患者さんによってお一人お一人症状が違うわけですから、ケースバイケースで治療を考えていかなくてはいけないそうです。だから私のように「ちょっと音楽ができまーす!」というくらいの人間は「音楽療法」とは名乗れず、「音楽遊び」や「音楽ワークショップ」というくくりでの活動になるんですよね。
本当に今の私では、まだまだ勉強不足ゆえ微力でしかないのですが・・・それでもやっぱり音楽ってすごいなぁと感じずにはいられないです。たとえばちょっと嫌なことや不安なことがあっても、好きな音楽を聴いたり歌ったり、楽器を弾いたりすると、そちらに意識を集中させることができる。その「嫌なこと」から「気持ちを逸らすことができる」のですよね。だから思春期にパワーが有り余ったお子さん達のエネルギーの発散としても、音楽で一緒に歌ったり踊ったりして盛り上がることって、すごく効果がある気がします。そして「みんなと一緒に」ということも、とっても意味があるような気がします。「楽しい思い出を共有する」ことって、みなさんの宝物になる、心のふるさとになるような気がします・・・。
「音楽遊び」でさえこれだけの効果があるのですもの、「音楽療法の可能性」本当に計り知れないです。これからどんどん認知され、たくさんの方々の救いになって欲しいと思います。
でもその音楽療法の先生とも話していたのですが、患者さんや障がいを持った方々から跳ね返ってくるエネルギーで、逆にこちらの方ががパワーを頂いているよね?と。ライブも演奏者とオーディエンスがいて初めてものすごい化学反応が起こります。それと同じなんです。聴いてくださって、反応をくださる方々がいるから自分が存在していられるような・・・。皆さんの「輝く笑顔」が何よりの報酬。だからこの仕事、辞められないんだよね、この感動はやみつきになるから、と二人で話していました。
まさに共に生きています。生かされています。そのことに心から感謝です・・・。

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☆MIMO☆