術後のパンちゃんとうさぎやモルモットに使える市販薬のこと | うさもるねこ生活

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前回のつづき。
 
パンちゃんの術後の経過ですが、木曜に入院し、手術は翌日金曜。
手術そのものは出血量も少なく術後経過もすこぶるよかったので、日曜には退院となっておりました。
帰宅時も、すぐに牧草食べてました。
 
しかし、翌朝から、また食べがなんとなく悪くなり(野菜は食べる)、ちょっと心配に。
お給餌もしないとかなぁ~なんて思ってはいたのですが。
画像は、大好きな野菜も口にしなくなったときの様子。
みるからにどよ~んって感じ。手足やお尻、お腹まわりも下痢のうんちで度々汚れるから清拭してました。
 
 
術後、病院からお薬が処方されていました。朝晩1日2回のお薬です。
処方薬は、ペリアクチン、プリンペラン、ビクタス、ガスモチン。
 
ペリアクチン(シプロヘプタジン)
抗ヒスタミン作用のお薬でそもそもアレルギー薬なんですけど、実は副作用に食欲増進というのがあり、わりとそちらを目的に使うパターンが動物さんの場合には多いようです。またプリンペランや他薬剤との併用もしやすい薬。
 
プリンペラン(メトクロプラミド)
いわゆる胃を動かすお薬で、一般的に消化管機能低下(いわゆるうっ滞)の治療薬としてよく使われます。
 
ビクタス(オルビフロキサシン)
抗菌薬、抗生剤です。
腫瘍の治療に効果があるとかないとか?の抗生剤。一応、有効かどうかは正直わかりませんが、使用にあたって禁忌ではない抗生剤ではあります。
 
ガスモチン
胃の働きをよくする消化管運動機能改善薬です。
プリンペランなどともよく使われますねー。
 
2日くらい、投薬は続けておりましたが・・・。
食欲は落ちて、また食べなくなってしまうし、うんちも下痢っぽい。
術後ではあるし・・・なんて思いながらもお給餌をしておりましたが、ふと気づく・・・。
 
あっ!抗生剤!!
なんておバカな飼い主だったのでしょう。
もしや、抗生剤のせいでは?過去にも経験してましたわよね、アナタ凝視
以前、同じようなことがあった時にかかりつけの先生にも話をしたのですが、本来使える抗生剤だけどちょっと一旦中止してみましょうとやめて、よくなったというエピソードがあります。
 
ということで、今回も処方投与を飼い主判断でやめました。
 

 

そこからは、下痢のあとにはうんこでなくなり便秘になるというパターンも予測できていたので、処方されていた抗生剤以外のお薬のかわりに市販の人間用のお薬を。

(先生には事後報告でしたが・・・)

これが一進一退でトータル1週間近くかかりましたが、3日間くらいがっつりお給餌もしつつ無事に復活していったのでしたニコニコ

 

今回、お給餌にはこれを使いました。

 

 

抗生剤、ほんとに気をつけないといけませんネガティブ

 

過去の経験や体験って大事。

虹の国にいる子たちから教わったこともたくさん。

そして、今もずっと見守ってくれて、色々気づかせてくれる。ありがたいニコニコ飛び出すハート



ちなみに、抗生剤の副作用の話はあくまでも我が家の子たちの話です。

もちろん抗生剤でなんともない子もいますし、その子のその時の腸内環境の影響にもよるのかと。基本は処方されたお薬は、最後まで飲み切るが鉄則です。

その過程で、ちょっと調子がよくない?おかしい?処方される前と違う?なんて時は、必ずかかりつけの先生とご相談はしてくださいね。

(あと、かかりつけの先生から飲みきるようにと言われても、あきらかに下痢症状などが続く場合は、個人的にはすぐに中止した方がよいかと思っております。近くにいる飼い主しか気づかないこともありますし、飼い主のかんみたいのも大事。抗生剤は、飲まなくてもすぐに命にかかわることはありませんが、飲んで下痢が続く方がよほど命にかかわりますので。あくまでも私の考えですが・・・。)

 

余談ですが・・・。

人間用の市販のお薬を使っている・・・と書きましたが、我が家で重宝している市販薬。

 

1つはビオフェルミンですニコニコ

 

整腸剤です。動物病院でも普通に整腸剤として処方されるところも多いのではないでしょうか?

成分としては、ビフィズス菌、フェーカリス菌、アシドフィルス菌の3つ乳酸菌。

 

ビフィズス菌は主に大腸、フェーカリス菌とアシドフィリス菌は小腸にすみつきます。

 

量に関してですが、だいたいの目安ですが体重比による換算式での算出。

アバウトですが、だいたいこんなかんじです。(多少多めでも全然問題ないです)

 

体重1kgなら、1回1/4錠、1日1回、朝(もしくは晩)
体重2kgなら、1回1/4錠、1日2回、朝晩
体重3kgなら、1回1/2錠、1日2回、朝晩

 

 

 

 

ビオフェルミン錠はとくにかたいので、こういうピルクラッシャーがあると便利です。

わが家でも使っております。

 

そして、もうひとつがガスピタン

ガスピタンはうさぎ飼い主さんだと、使っている方もいるんじゃないかな?

(私の知ってる限り、多くの獣医師が使ってよいとしているかと)

量は、我が家の場合は1回4分の1~半錠くらい。

 

ガスピタンの効能は、「つぶす」「抑える」「整える」の3つ。

 

つぶす(ジメチルポリシロキサン)

ガスだまりを形成する膜を薄くすることで、ガスが腸に吸収されやすくなったり、腸から排出されやすくなります。

 

参考

腸内ガスの除去のためにガスコンを(ジメチルポリシロキサン)1~2ml(20mg/ml溶液にして)1時間ごと3回投与する。これにより鼓腸による痛みが取れる。

 

抑える(セルラーゼAP3)

セルラーゼは消化酵素製剤です。

過剰な食物繊維は悪玉菌の餌となりガスを発生させます。その食物繊維を分解します。

うさぎやモルモットなどの食物繊維を常に多くとる動物たちは、うっ滞になると、胃の活動性が低下し摂取した牧草などの食物繊維がうまく分解できなくなります。その結果、うまく消化吸収されず、腸にも流れることなく胃に溜まり、結果ガスが発生する事態に。結果、胃拡張などに進行してしまう原因にもなりえます。

 

整える

フェーカリス菌、アシドフィルス菌、ビフィズス菌の3つ乳酸菌配合。(ビオフェルミンと一緒ですね)

善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。

乳酸菌に関しては、生きたまま腸にそもそも届かないから無意味・・・みたいな意見もありますが、一応・・・真顔

 

 

与え方ですが、ビオフェルミンもガスピタンも粉末に潰して白湯などに溶かしてシリンジであげていますが、そのまま食べる子もいますので、ペレットなどの器に入れてサプリのように食べてもらってもよいのかもしれません。

 

 

 

市販の薬を使うにあたってですが、使われる場合が、あくまでも動物病院に行くまでのつなぎとして使うようにしてください。

決して、よくなってきたからとそれでよし!とはしないでくださいね。

私も含めて、あくまでも我々は素人です。

いざという時、困った時に使える市販薬・・・くらいに捉えてください。

 

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結構使えるポイ活です。やらないともったいないよー。

最近、溜まったポイントでチモシー買いましたニコニコ

 

 

やり方はこちらを参考に。



 

次回は明日、19日(日)に現地にお掃除予定でーす。

気になる子がいたら、画像や動画とってきますので声かけてね。

 

静岡っ子たちの詳細です。

とくにうさぎさんの里親(生涯飼育も考えた預かりさんも含め)募集中。

 

預かり宅にいる子をお迎えすることも、キャパがあくので、次の保護っ子のお迎え枠が増えることに繋がります。

いきなり現地の子はちょっと・・・という方は、あわせてご検討いただけると幸いです。

 

現地にいる子(全匹♀)

 

 

 

預かり宅の子たち 

 

レンちゃん(避妊済)は、ゆらゆいさん宅(静岡県西部)から里親募集。

天草四郎くん(未去勢)、おかき(未去勢)は、私、うさもる(静岡県西部)から里親募集中。

かすみちゃん(避妊済)は、るすかさん 宅(東京都)から里親募集。

サンジくん(去勢済)は、沙羅さん 宅(静岡県西部)から里親募集。

さすけくん(未去勢)、あかねちゃん(未避妊)は、きなこママさん 宅(名古屋市)から里親募集。

ウランちゃん(未避妊)は、現在お掃除隊ボラのMOGUさん 宅にて、現在治療&経過観察のため里親募集一時停止中。

 

わが家から里親募集中の子は、ペットのおうちに登録させて頂いております。

 

里親ご希望の方は、ご相談は他でも可能ですが、実際の譲渡の際は、ペットのおうちでの譲渡契約になります。ご理解ください。

 

なお、譲渡については、いくつかのこちらからの設問(アンケート)にご回答頂いております。

気になることがあれば、どんどんきいてきてくださいねニコニコ

 

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