スキニー | うさもるねこ生活

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わが家の手乗り豚豚
スキニーギニアピッグのテリオス。
 

 
もちもちツルツルですにっこり
 

 
少しスキニーさんのお話を・・・
 
スキニーギニアピッグですが、1978年カナダのモントリオールにある動物を扱うInstitut Armand Frappierという研究室で突然変異の個体として発見されました。
 
なぜヘアレスなのというと、ほぼ毛が無いという特有の形式を遺伝させる劣性の遺伝子2つ持っているからなんです。
 
ここからちょっと難しいかもしれない遺伝子の話になります。
生物の授業で耳にしたことがある人もいると思いますが、メンデルの法則って遺伝子の法則があります。両親の血液型が何型かによって、子の血液型が○型になるというあの法則というとわかるかも。きっと授業ではえんどう豆を例えた話だったかと思いますが・・・。
 
例えば、純粋なスキニーホモ遺伝子(aa)と、毛のある他の種類のモルモットのホモ遺伝子(AA)と交配させた場合、毛が生えているヘテロ遺伝子をもつ子供(Aa)が生まれます。
Aはaに対して優性で、aはAに対して劣性です。ここでいう優劣は、優れているor劣っているということではなく、遺伝情報が次世代に伝わるときに、Aの方が伝わり、aの方は隠れてしまうという意味です。
なので、Aaのヘテロ遺伝子を持つ子は、毛はありますが、毛がない遺伝子を受け継いでいることになります。
よって、他のスキニーギニアピッグ(aa)かスキニーヘテロ(Aa)と交配させた場合、スキニーギニアピッグが生まれる可能性があります。 
親がスキニーギニアピッグ同士での繁殖はスキニーギニアピッグの子供のみが産まれますが、他の品種と頻繁に異系交配することによって、 遺伝に多様性を持たせ血統を強くさせることができます。
そうやって1978年からの約50年弱の間、スキニーギニアピッグの血統が守られてきたわけです。異系交配によって、品種的にも当初に比べると強くなっていったのかとも思います。
 
ちなみに我が家のイリスのようなボールドウィンも、毛のないモルモットではありますが、ボールドウィンとスキニーの遺伝子は全く異なるもであります。
同じヘアレスだからと、ボールドウィンとスキニーを交配させても、毛のない子は生まれません。また、スキニーもボールドウィンも小さな(多様性に乏しい)遺伝子プールから突然変異で生まれた個体であるため、両者を掛け合わせることはしない方がよいと言えます。
 
あと、スキニーギニアピッグって、初心者は飼育が難しい?とよくきかれますが、私もモルモット初心者でしたが、実際お迎えしています。(もちろん、日々勉強はしていますが)
飼育の仕方は、他のモルモットと大して変わりませんが、しいていえば以下のことに気をつけるとよいかと。
 
温度管理
とくに冬は温度調整が難しく、保温に気を付ける必要があります。
低体温症になりやすい傾向があります。(夏のエアコンのかけすぎも注意)
エアコンなどで室温を一定に保つことはもちろん、もる袋やヒーターなどを利用するのもよいかもしれません。
 
清潔を保つ
掃除をこまめにして皮膚の清潔を保つこと。
スキニーギニアピッグは皮膚から皮脂を出して、自ら乾燥などから皮膚を守っています。
掃除をこまめにしてれば、定期的にお風呂に入れる必要はありません。
入れすぎることで、逆に皮脂を必要以上に洗い流してしまうことになりますので注意が必要です。お風呂のあとは、保湿クリームを塗布しております。
 
食生活
上の温度管理のところでも触れましたが、低体温とともに低血糖にもなりやすい傾向があります。あまり甘いものは・・・と思うかもですが、スキニーギニアピッグの場合は、糖分のあるドライフルーツなどを時々与えるとよいかと思います。
ほかのモルモットより代謝がよい印象があるため、体調を崩した際に体力を消耗することで体重がかなり減ることがあります。
ちょっと太り過ぎ?くらいの方が、体力が維持できる印象でもあり、体調不良からの回復もより早くなる印象でもあります。
 

 
スキニーギニアピッグは、よく食べますよー。
普通のモルモットも食べますが、それ以上にびっくりするくらいよく食べますにんじん
 
ちなみに、スキニーの中でも、つるつるの子と、少し毛がある子がいるかと思います。
日本国内にいる子だど、わりと鼻先や頭に毛のある子が多いかと思います。
からだにも少し毛がある子もいますが、少し毛のある子は、ウェアウルフと呼ばれています。
海外のモルモットコンテストなどでは、スキニーギニアピッグは、いかに毛がないかと、いかに太っているかで、優秀かどうかが決められるそうです。
そういう意味では、テリオスはわりと優秀な部類に入るのかしら?とも思いますが(←親バカ)、個人的には、毛の少しあるウェアウルフの子も好きなんですよねーにっこり
 
ヘアレスの子は、なんか怖い(特に赤目)と言われることもありますが、モルモットらしくないモルモットのスキニーギニアピッグやボールドウィンも、とっても魅力的ですよ飛び出すハート
 
 

 

 

 

 

 

これ、わたしも持ってます。(イリスのお里の方が販売しているものです)

 

 

静岡っ子たちの詳細です。

とくにうさぎさんの里親(生涯飼育も考えた預かりさんも含め)募集中。

 

預かり宅にいる子をお迎えすることも、キャパがあくので、次の保護っ子のお迎え枠が増えることに繋がります。

いきなり現地の子はちょっと・・・という方は、あわせてご検討いただけると幸いです。

 

現地にいる子たち

 

預かり&里親決定の子たち 

 

レンちゃん(避妊済)は、ゆらゆいさん宅(静岡県西部)から里親募集。

天草四郎くん(未去勢)は、うさもる(我が家・静岡県西部)から里親募集中。

かすみちゃん(未避妊)は、るすかさん 宅(東京都)から里親募集。

サンジくん(去勢済)は、沙羅さん 宅(静岡県西部)から里親募集。

マリリンちゃん(避妊済)、さすけくん(未去勢)は、きなこママさん 宅(名古屋市)から里親募集。

ウランちゃん(未避妊)は、現在お掃除隊ボラのMOGUさん 宅にて、受診&一時預かり中。

 

わが家から里親募集中の子は、ペットのおうちに登録させて頂いております。

里親ご希望の方は、ご相談は他でも可能ですが、実際の譲渡の際は、ペットのおうちでの譲渡契約になります。ご理解ください。

 

 

なお、譲渡については、いくつかのこちらからの設問(アンケート)にご回答頂いております。

気になることがあれば、どんどんきいてきてくださいねニコニコ

 

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