この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり
働きたいけれども休み
しゃべりたいけれども黙り
失望しそうな時に希望し
従順に、平静におのれの十字架をになう
若者が元気いっぱいで神の道をあゆむのを見つけてもねたまず
人のために働くよりも、謙虚に人の世話になり、
弱って、もはや人のために役たたずとも
親切で柔和であること。
老いの重荷は神のたまもの
古びた心に、これで最後の磨きをかける
まことの故郷へ行くために
おのれをこの世につなぐくさりを少しずつ
はずしていくのは、真にえらい仕事。
こうして何もできなくなれば、
それを謙虚に承諾するのだ。
神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。
それは祈りだ。
手は何もできない。
けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために。
すべてをなし終えたら、
臨終の床に神の声をきくだろう。
「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と。
(ヘルマン・ホイヴェルス『人生の秋に』より)
これは、「ツナグ」という映画の中で、今は故人でもある樹木希林さん扮する渋谷アイ子がいつも口癖にしている「最上のわざ」という詩。
タイトルの最後で希林さんが朗読されております。
樹木希林さんは、自身の著書である「老いの主には神の賜物」で、「老いもおもしろがれ」ってことを書いています。
「年をとるっていうのは本当におもしろいもの。年をとるっていうのは絶対におもしろい現象がいっぱいあるのよ。だから、若い時には当たり前にできていたものが、できなくなること、ひとつずつをおもしろがってほしいのよ。」
人間にも動物にも言えること。
誰だって生きていたら、老いていく。
できないことも、少しずつ増えて、昨日までできたこともだんだんできなくなることも。
でもそれを嘆いても仕方ない。
数年前にはなりますが、通っていた教会の牧師先生が言っていたこと。
老いていくことは神様の下へ旅立つ準備をしているのだ、と。
そう思うと、老いもその先にある旅立ちも、まんざら悪いものでもない気がしてきます。
しかし、そうはいっても、まだあえぎたいなぁ・・・。
老い支度。
そんな言葉が脳裏にチラホラ。
認めたくないけど、認めて受けれていかねば・・・。
介護ができる幸せってものもあるし。
なんとなく、そんな事を自分に言い聞かせては、お世話にはげむ今日この頃です。
静岡っ子たちの詳細です。
とくにうさぎさんの里親(生涯飼育も考えた預かりさんも含め)募集中。
預かり宅にいる子をお迎えすることも、キャパがあくので、次の保護っ子のお迎え枠が増えることに繋がります。
いきなり現地の子はちょっと・・・という方は、あわせてご検討いただけると幸いです。
現地にいる子たち
預かり&里親決定の子たち
レンちゃん(避妊済)は、ゆらゆいさん宅(静岡県西部)から里親募集。
天草四郎くん(未去勢)は、うさもる(我が家・静岡県西部)から里親募集中。
かすみちゃん(未避妊)は、るすかさん 宅(東京都)から里親募集。
サンジくん(去勢済)は、沙羅さん 宅(静岡県西部)から里親募集。
マリリンちゃん(避妊済)、さすけくん(未去勢)は、きなこママさん 宅(名古屋市)から里親募集。
ウランちゃん(未避妊)は、現在お掃除隊ボラのMOGUさん 宅にて、受診&一時預かり中。
わが家から里親募集中の子は、ペットのおうちに登録させて頂いております。
里親ご希望の方は、ご相談は他でも可能ですが、実際の譲渡の際は、ペットのおうちでの譲渡契約になります。ご理解ください。