2024年3月3日(日)
雛祭りの日はお茶事がありました
(前日が息子の卒業式で、立食パーティーだったりで疲労困憊した次の日が6時起きなんの修行⁈と思っちゃいましたが
)
私は水屋のお手伝いだったので、9時過ぎにはお茶室に到着。
亭主の初炭のお道具を並べたり
香合が菱餅の形で可愛い
主菓子を縁高に盛ったり
数茶碗をお湯で温めたり
濃茶と薄茶は使う抹茶が違うので、2人がかりで濾して、それぞれ茶入と棗に入れ、残りは缶に入れておきます。
初炭が終わり、懐石になってから最後に水屋の私達2人もお相伴させてもらいます
折敷に飯碗、汁椀、向付のお皿が乗せられて運ばれてきます。
向付は鯛の昆布〆、お椀は白味噌に菱の長芋(こちらもピンクに染めてあり、菱餅みたいで可愛い)
盃に日本酒を注いで頂きます
お料理を美味しく頂きながら、ご飯のお代わりや汁替えがあったりして、メインのお椀がきます
雛祭りなので、真薯が蛤の形になっています。
焼物は太刀魚の炭焼き
煮物は泥煮。新潟の郷土料理だそうで、酒粕を使って煮ているのだそう。
鰤や大根、人参に柚子が散らしてありました。
焼物と煮物は空いた向付の器に盛り付けます。
箸洗いの小吸物が来て(出汁にクコの実が入っていました)
八寸を小吸物椀の蓋に乗せてもらいます。
海のものは烏賊の雲丹焼き、山のものはタラの芽でした。
香の物を向付ののお皿に乗せて
残しておいたご飯に湯斗のお湯をかけ、汁椀にも入れて、お茶漬けのように頂き、懐石も終了。
折敷を全部下げた所で、濃茶の主菓子を亭主が運びます。
お席には16名もいるので、黒もじもすごい数‼︎
正客用の1個は1番下に、その他は奇数でないといけないので5個×3段です。
裏では慣れないお濃茶を練り、かなりバタバタ
お干菓子を盛って
薄茶のお茶碗は熱湯を注げば大丈夫なので、温めはせずにお茶を入れておいて、必死に点てました🍵(薄茶はお茶会のお手伝いで慣れているので、点てるのは楽です)
戻ってきたお茶碗を洗い、お湯通しをして布巾で2度拭きしてしまい終えてスッキリ
お茶を缶にしまったり、炭や灰を戻したり、なんだかんだと裏方での仕事も多くてどっと疲れましたが終了後は達成感がありました
夏に懐石も自分達で用意するお茶事をやるそうなので、なんだか気が重いですが頑張りたいと思います。