2022年11月
今月も2回、茶道のお稽古に行って来ました🍵
12日(土)
11月から炉開きなので、お茶の世界では新年にあたります。
炉開きでは、古来、「三部(さんべ)」を取り合わせるのがよいとされるというので、
それに倣い、その三つをしつらえます。
三部(さんべ)とは、
織部(おりべ)、伊部(いんべ)、瓢(ふくべ)のこと。
伊部とは備前焼の別称
瓢とはひさごとも読み、瓢箪、夕顔、冬瓜などの果実の総称のこと。
通常、 織部の香合、備前の水指、炭斗のふくべ という組み合わせが多いといわれています。
「開炉おめでとうございます」とご挨拶をして稽古場へ。
掛け花入が織部でした。
お軸は「関 南北東西活路通」
意味は昨年のお稽古記録に書いてあります。
新茶を茶壷に詰めて、紐を真・行・草に結びますが、この結び方もなかなか難しい
開炉なので、炉縁もおめでたい高台寺蒔絵。
開炉で頂く亥の子餅は今回は若野製。
通常はニッキの味がしたりしますが、こちらは香ばしい香りのきな粉が美味しい
炉開きして初めてのお稽古なので、薄茶も濃茶も平点前のお稽古をしました。
お茶入れは薩摩焼(龍泉窯)
水指で伊部にあたる備前を使いましたが写真撮り忘れ
薄茶のお棚はおめでたい寿棚。
干菓子やお茶碗を準備してお点前開始です↓
最後の杓や蓋置を飾ったところ↓
昔は風炉から炉に切り替わる度にアタフタしていましたが、やっとスムーズにお点前出来る様になりました
炉開きなので、お汁粉が振る舞われます。
先生自家製のお漬物と共に美味しく頂きました
26日(土)
待合の掛け物。
心 清浄と書かれています。
茶室のお軸は12日と同じ。
お花はツワブキ、この日も花入れは織部です。
まずは初炭のお稽古を↓
香合は黄瀬戸ではじきです。
炭斗がふくべでした。
炭点前は左利きの私には難しく、なかなかスムーズに出来ません
もう一つのお点前は茶入荘(濃茶)でした。
お菓子は花ときわ(清閑院製)
今年のお稽古も残すところあと2回。
准教授の資格も取得出来たので、来年は新宿の道場にも通えたら良いなと思っています