この記事は
と、こちらの記事↓↓↓の続きになります

その後、ついに私は
歩くこともままならず
24時間介助が必要な状態に
なってしまいます



この時、大出血を繰り返し
輸血が必要になり
病院に輸血をお願いに行く度に
標準治療を受けてないという理由で
血が無く今にも倒れそうな私を
輸血してくれずに帰すお医者さんを
目の当たりにし……
ただでさえ、頑ななだった私の心は
更に頑なになりつつありました



それでも、その頃から
お願いし始めた訪問看護の
看護師さんや訪問ドクターの
否定から入る言葉でなく
"今まで、よく1人で頑張ってきたね。
これからは、もっと周りを
頼っていいんだよ。
私たちにも何か力にならせてほしい。"
という、温かい言葉で
いつも気を張って
頑張りすぎてたくらいの
頑なだった私の心は、少しずつ
溶けていったように思います



それと、同時に私の身体は
もう私が頑張ってどーにかできる
レベルでは無くなっていました



そして、家族の説得と
私の身体の限界と重なり
病院で検査を受けて、そのまま
治療を始めることになります
(この頃の流れについては、今まで散々他の記事で
書いてきたので、今回は省かせていただきます
)

ここまでの、私と母の関係で
母が中編でも話したように
"私と向かい合って、ぶつかる勇気が
持てなかった"
というのは、病気と話がずれるのですが
私と姉がまだ小さい時に
母は父と離婚し
その後、再婚もしましたが
再び離婚した経緯があります
(詳しくはこちらのちょいと複雑だった家庭環境
に書いています
)

この事で、離婚をして
子供達の父親を奪ってしまった。
というこで母は常に
自分を責めていたようです
そんな、母の自分を責める
自責の念も
私と向き合うのが難しかった
理由の一つなのかな?
と、今はようやく
互いに向き合っていれるようになり
思えることです



その後、どうあがいても
自分で生活できなくなった私は
母の力無しには
実生活を送ることもできなくなりました



でも、だからこそ
母と向き合い
自分とも向き合えたのも、事実です



よく、このブログを見て下さり
"ミミポポさんは強い。
私は、こんなにも弱くて情けない。"
と、言って下さる方も居るのですが
……
私は、そんな方達を見て
弱くて情けない……なんて
絶対に思いません!!
命がかかる病になって……
死を突きつけられた時の恐怖を
目の前にして
いきなり強くいれる人なんて
居るのかな??と
私は思います



私自身は、この8年の間
めちゃくちゃ弱くて
情けないぐらい怯えた経験もして
……そのおかげで
後悔するような道も歩んできました
だからこそ
恐怖に怯える気持ちも
胸が痛いくらい理解できるし
情けないと嘆きたくなる気持ちも
痛いくらい分かります



私はこの8年に渡る
私の歩み、母との歩み
を肯定する気もなければ
否定するつもりもありません。
(今まで散々言ってきた、悔いはない。という言葉は
私にとっては肯定とは違って、後悔はする。
でもそんな後悔も受け止めていきたいという想いです。)
ただ、今となっては
過去の後悔も含めて
全て受け止めて
これからも前を向いて
歩むのみ!
だと思っています



私には、何が正しいかとか
何が間違ってるかなんて分からないし
そんな事を言う権利も資格も
無いと思います



ただ、言えるのは
私のこの経験を通して
この後悔も、学びも含めて
誰かの参考にでもなれれば……
と、心から想います。
私のブログは、この選択が良いよ!
とか、
この選択が間違ってるよ!
とか、言うつもりは毛頭なくて……
実際、私には良かったことが
他人には良くなくて
私には悪かった事が
他人には、最善になった。ということも
あると思います



なので、このブログを通して
"私は気をつけよう……!
この部分は参考にしよう……!"
とかって、、
誰かの選択の時の参考程度に
なれば……
こんな嬉しい事はありません!


そう思うからこそ……綺麗事無しに
私の嫌な部分、弱い部分
ダメだった部分も包み隠さずに
今もこれからも
お話したいと思っています



私は、結果として
標準治療も免疫療法も
否定しません
だからといって
どちらかを肯定するつもりも
ありません。
結局のところは、自分が納得できて
自分の身体に合った治療をして
生きれればいいんです!
笑



これも、結局人間と同じで
100%なんてありえないんだから
もう全てをひっくるめて
今まで選んだ私の選択は
その時の私にとっては……
それが最善だった!
と、受け止めて
ただ、前を向いて歩く!!
今の私はそう思い生きています



そして、、
いつも私を支えてくれてる
母を始め、ニコや友人たち……
訪問看護の看護師さんや
主治医の先生……
私と同じように私を信じて
応援して下さる
このブログを見て下さっている方たち!
本当に心から感謝します!



私が末期で苦しむ姿を見て
"変われるものなら変わってあげたい!"
と泣いていた母。



そんな今まで支えてくれた母や
今も応援して下さってる方達のためにも
私は、こんなところで死なずに
生きて恩返しをしたいと思います!
これが今の私の生きる励みにも
なっています





本当に、本当にいつも
ありがとうございますっ!



今こうやって互いに笑い合えていることが何よりで幸せです!
そして何故か写真撮る時いつも同じパジャマ!

ちゃんと毎日、替えていますよー!
笑

そして、相変わらずストーブで頬が赤いわたし…
笑笑)

"あなたの王国は 永遠にわたる王国。
あなたの統治は 代々限りなく続きます。
主は倒れる者をみな支え
かがんでいる者をみな起こされます。
すべての目はあなたを待ち望んでいます。
あなたは 時にかなって
彼らに食物を与えられます。
あなたは御手を開き
生けるものすべての願いを満たされます。"
詩篇 145:13-16
mimipopo