苦労して演出した組体操。
大成功のうちに終わりました。
雨でちっとも練習ができなくてやきもきしましたが、
子どもたちは、少ない練習時間にもめげず
しっかりと技をたて、きっちりやってのけてくれました。
何事でもそうですが、「組体操」という演技を演出するのには
かなりの労力がかかります。
子どもの様子を見ながら取り組む技を決めたり
新しい技を考えたり探したり
使う音楽を探したり
その音楽を技や隊形に合わせて編集したり、
技が映える隊形を工夫したり
私は、こういう仕事が好きです。
かなりの時間をかけてでも、つい夢中になってしまいます。
その代わり、終わった後は反動が来て、しばらく「からっぽ」な感じになります。
そして余韻にひたってぼんやりします。
そんな期間を経て、さて、次のターゲットに移ります。
ところが昨今では、現場は私に「からっぽ」の時間をくれません。
それどころか、運動会と同時進行で、さまざまな仕事を強要されます。
だから、これまでと同じようなエネルギーのかけ方をしていたら、
へとへとになってしまうのです。
しかし、世間は「質の低下」を許してくれません。
もちろん自分でもいやですが。
運動会の組体操には、「感動」が求められます。
だから、適当にやればよいと思いながら、やっぱりがんばってしまう自分がいます。
いままではそれでもなんとかなっていたけれど、
病気あがりの今年は、体に堪えます。
そして、「感動」の組体操が終わったあと、
もう次の仕事に目を向けないと回らない状況です。
正直、自分がやりたいと思っている仕事のほかは、
いささか「適当」になっています。
提出の書類なども、遅れがちです。
一番嫌なのは、日々の授業の準備をする時間とエネルギーが確保できないことです。
「根性」とか「気力」とかでは、片づけられません。
しばらく前までは、7時には絶対に職場を出ようと決めて実行していましたが、
最近それが守られていません。
昨日も職場を出たのは、8時半でした。
これでは、体がもちません。
再び、ストレスをためて 倒れるわけにはいきません。
来週から、またもとにもどして、早く帰ろうと思います。
でも・・・・・
仕事がまわらない・・・・・・・・
あああああ
とにかく今は 「からっぽ」になりたいのです。
やらなあかんこと山盛りやけど、
大好きな「映画」みるぞ。

