土曜日は夫が庭??の垣根の剪定をしてくれて、私は草引きなどをして後始末を手伝った。
庭も垣根もすっきりして、いい気持ちだった。
日曜日、午前中はホームセンターに障子紙を買いに行き、私はかわいい花を買った。それからすだれも買って、玄関につるした。夏らしくなった。楽しかった。
朝はそんなことをしながら、仕事をした。
学芸会の準備をしたかったので、シンセサイザーの使い方を一生懸命あれこれ試したり、楽譜を書いたりしていた。
そんなに調子が悪かったわけではないのに、午後からなんとなく気分がイマイチになってきた。なんか変だなあと思いながら過ごした。
夕方近くなって、夫と外出した。
サッカーの試合観戦にいくためだ。
その前にちょっと用事を済ませるために、本屋さんで待ち合わせることにした。
ところが、どうも具合が悪くなってきた。
足に力が入らないし、なんだかふらふらする。
ちょっと胸も悪い。
めまいまではしないけれど、気分が悪い。
半年前に脳梗塞を発症したときの状況と似ている。
そう思ったら今度は、不安がどんどんどんどん増大してきた。
ここは日本だから、もしなにかあっても、ただちに病院に運んでもらえるだろう。
ましてや、今かかりつけの病院があるのだから、断られることもなく診てもらえるだろう。
間違いなく、2,3時間以内に治療を開始してもらえるだろう。
だからもしなんかあったとしても、心配ないんだ・・・と自分に言い聞かせたけれど、
とにかく不安が増してくる。
夫に連絡しようとしたけれど、電話がつながらない。
そうしているうちにめまいがするような気持ちになってくる。
「全部気のせい」「考えすぎ」
と自分で自分に言い聞かせたが、冷静でいられない。
座り込みたい気持ちになってくる。
そして、泣きたい気持ちになってくる。
せっかく元気になってきたような気がしていたのに、
やっぱりまた病院行きかなあ。
もし再発したら、今度は今みたいな後遺症では済まないやろうなあ。
寝たきりになってしまうんやろうか。
意識はあるんやろうか。
ここで、私の人生は終わるのかな。
さみしいな。
まだやりたいことがあるよ。
こんなことを思いながら泣きそうになっていると、夫がきた。
幸いそれ以上悪化することはなく、無事に家に帰った。
病院にいかないままに一晩過ごした。
クーラーに長いこと当たったせいかもしれない。
(家でも職場でも、クーラーを使っていない・・・)
今朝、大丈夫だろうとおもって職場に行ったら
いきなり
「調子が悪そうだけど、大丈夫?」と聞かれた。
「えっ?どうして?」というと、
「顔の左側が、いつもよりも下がっている感じがするから」と言われた。
午前中で早退して、インターネットで調べているうちに寝てしまった。
起きたらちょっとだけ元気になっていた。
くよくよしても仕方がない。
でもやっぱりこわい。