昨日は誕生日だった。
またまた一つ年をとってしまった。
これだけは、やめられんなあ。
とってしまった・・・と思うようになったのはいつごろから???
20歳をすぎてからかな。
子どものころ17歳や18歳にとても憧れたのを覚えている。
17歳というと、とってもいいことがあるような気がして
とてもお姉さんになっているような気がして
恋をしたりして、
おしゃれをして、
友達と楽しく過ごす毎日・・・
なんて夢想してたけど、
現実の17歳は、受験勉強で必死だったなあ。
恋もしたかも。
おしゃれも少しはしたかも。
30を過ぎると、人生は加速度的に進む感じがする。
自分はいつまでも30ぐらいの気持ちから変わっていないのに、
気が付けば息子は26歳。
私も51歳。
うっかりすると、そのまま突っ走りそうな人生だったけれど、
半年前の脳梗塞で、ストップがかかった。
それはきっと、いいことだ。
ペースダウンの人生に切り替えるときだ。
でも気持ちはなかなか。。。。それでも体が気持ちについていかない。
クラスの子どもたちには、
「先生は100歳までは生きるから、まだまだ人生半分すぎたばっかりや」
と、強がりを言った。
子どもたちは
「先生なら、ありうるかも・・・・」と、
私の強がりを 温かく受け止めてくれた。
今日の午後は、息子のシンセサイザーと格闘した。
何とかメロディーを重ねて録音するやり方はわかったけど、
それを消すやり方がどうしてもわからない。
というか、説明書きがない。
ダウンロードすればいいんだけど、
100ページほどあって、
その中の必要な部分を探すことが、まず億劫。
この辺が 年を取ったのかな。
でも、「やって」と頼まずに、新しい技術はどんどん身につけたい。
「教えて」はもらうけど、「やって」はもらわないようにしようと思う。
自分でやらないと、身につかない。
それができたところで、どうなのさ・・・と言われようが、
やりたいと思ったことは、やっぱりやりたい。
「必要は発明の母」という言葉があるけど、
私にとって
「必要は挑戦の母」というところかな。
さあ、人生まだ折り返し地点。
ぼちぼち がんばります。