長女行っちゃったよ~② | シンママみみんの恋愛ブログ

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長女が生まれた時、

子供は絶対に独立させるんだ、

と決めていました。

 

私は、ゆとり家庭であま~~~~く育ったせいで、

生活能力が全くなく、

ごはんのジャーの意味もわからず、

洗濯機がどうやったら動くのかも知らなかったし、

掃除機はしばらくして壊れたので、

ずっとほうきを使っていました。

(壊れたのではなくゴミパックがいっぱいだった笑)

 

50代を目前にした今でさえも、

人間として欠陥だな~と直面することがあるくらいだめな人間で、

そんな人間を作ることって、

子供にとってすごく不幸なことなので、

自分の子供には自分で生きる力を身に着けながら

成長してほしかったんです。

 

それと、

必ず独立させるために、

私は絶対に子供の巣立ちを引き留めてはいけないって思っていて、

その時が来た時に、

私は絶対に晴れ晴れした気持ちで送り出そう、

って決めていて、

その為には、

後悔が残らないように一緒にいよう、って

決めていました。

 

いっぱい一緒にいて、

いっぱい色んな所に行って、

いっぱいいろんな話をして、

とても自己満足で、

自分のやりたいと思ったことをたくさんしてきました。

 

私が母からしてほしかったこと、

この時一緒にいてほしかったのに、

私の言い分ちゃんと聞いてほしかったのに、

これはいらなかったけどこれはほしかったのに・・・

 

と、自分が親からもらいたかったことを、

とにかく全部したかったんです。

 

うちの親は、どちらかというと

羽振りのいい人だったので、

物質面では頼んで買ってもらえなかったことは

何もなかったんだけど、

変な所にケチで、

例えば学用品はほぼ兄や姉のおさがりで、

それがすごく恥ずかしかったとか、

 

どうして私がそんなことをしたのか、

いつも世間体と【普通は】が基準の人で、

なんでダメなのか聞いてもその答えを持っていない人でした。

 

私はそんな親になりたくなかった。

 

自分の考えで自分の善悪やモラルで

自分の言葉で長女に伝えたかった。

 

長女は、私の意見も気持ちもきちんと聞いてくれて、

それを踏まえて、

自分の考えを自分で考えて選択して行動できる子になりました。

 

頭のいい子なので、

ぶつかり合いもたくさんあったけど、

それって生きて行く中でとても大事なことですよね。

 

自分以外の人間=他人だから、

自分と同じ意見の人なんていなくて、

ぶつかり合ったり、

どうやったらわかってくれるか考えたりって、

大事なことですよね。

 

自分の意見をちゃんと持って、

自分の気持ちをちゃんと主張できる子になりました。

 

だからね、

ママは後悔は何もないよ!

 

子供が成人した時に、

初めて自分の子育てがどうだったのかの結果が出ると

思うんですけど、

子供が成人して思ったことが1つだけあります。

 

ほとんどの親って、

その時にその子にとって最良の選択をするじゃないですか。

 

子育てって、日々選択の連続で、

これが正しいかどうかなんて誰にもわからないし、

絶対の正解もありません。

 

私は自分の親にたくさんの不満を持って、

あんな親にはならない、って思ってここまできたけど、

でもきっと私の親も、

自分がいいと思うことを自己満足で私に与え続けてきたんでしょうね。

 

うちの親は面倒くさい性格の私のせいで、

いまだに頭を悩ませていて、

後悔も多いと思うんですけど、

私は後悔は何もないです。

 

でも、後悔が何もないのと、

淋しいのは全く別問題で、

心臓を持って行かれたように今とても切ないです。

 

あー、もう長女の入れてくれたコーヒー飲めないんだ~、

あー、長女が作ってくれたごはんとかお弁当、

もう食べられないんだ~、

あの満面の笑顔、毎日見られなくなるんだね、

あー、いつもの空想のごっこ遊びしてくれる人・・・いないんだね悲しい

 

って・・・。

 

とはいえ、

晴れ晴れした気持ちなのは本当で、

これからも変わらず全力で応援していくし、

帰れる家、戻れる場所がある時に、

送り出すことができたし、

それを長女は自分で選択して自分で決断できる人になったので、

本当に誇らしい気持ちでいっぱいです!

 

ステキな女性に成長してくれてありがとう。

 

あなたのママとしてそばにいさせてくれて、

本当に楽しくてキラキラした毎日でしたよ!