プリンスイチゴ | シンママみみんの恋愛ブログ

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2024年1月17日11:50

私たちの愛するイチゴは、
たくさんの苦しみから解放されました。

2022年3月にヘルニアが出て、
それから多少後ろ足が悪くはなったけど、
階段も登れるし、
柵から出してーーって立ってガシガシやったり、
内臓にしても、
ガンになることもなく、
皮膚炎になることもなく、
15才と思えないくらいつやつやもふもふでした。


今年の15才の誕生日



1月13日(土)

いつものように長女の彼氏に吠えていたんだけど、

夜、誰もいないのに吠え始める。

出入り口でも窓でもない、人は立たない所。


イチゴは15才だし、

いつどうなってもおかしくない年なんだよね、

なんて思っていたのもあって、

まさか、お迎えが来てるんじゃないよね、

なんてことが頭をよぎりました。


そしてその日の夜、

いつものようにごはんを食べたんだけど、

吐いて下痢して、

後ろ足が立たなくなりました。


それに対して本人もパニック気味になったんだけど、

しばらくして落ち着きました。


14日(日)

朝はよたよたしながらだけど歩いていて、

吐いたりもなく、

体調は良くはなかったけど、

落ち着いた感じでした。


でも夜、体調がどんどん悪くなり、

私はバイトに行かなきゃいけなかったから、

娘に任せて行くしかなくて、

帰ってから朝までずっとついていて、

ずっとだっこしていたんだけど、

トイレの方に行きたがって柵の中に入れて、

トイレをしたりするけど、

食べてないし飲んでないのでなにも出ず。


4:15

急にたくさん吐いた後に、

バタッ!!と横に倒れました。


痙攣とかはなく。


でも、その様子を見て、

あー、イチゴはもう死ぬんだな…、と思いました。


ひとまず、口周りやおしり周りをきれいにしてあげて、

迷ったんですけど病院に連れて行くことにしました。


迷ったのは、

もしもう長くないのであれば、

延命をするつもりはなくて、

延命をして苦しさを延ばすより、

自然な最期を迎えさせたいと思ってたのと、

最期は一緒にいてあげたかったから。


でももし、

ただの体調不良で、

治療で元気になるとしたら、

と思ったのと、

もし最期だったとしても、

少しでも苦しみを取ってあげたい、という思いもあり、

病院に連れて行くことにしました。


点滴をしてもらって、

吐き気とか下痢は止まり、

呼吸も落ち着いたそうで、

そのご連絡を頂いたんですけど、

今は、帰せる状態ではないので

もうしばらく入院して治療しましょう、

とのことでした。


そして17日、


『今日は朝から点滴ももう効かなくなって、

4回吐いたのですが、

先程、息を引き取りました。

最期は、もう立ち上がることもなく、

横になったまま吐いていて、

そのまま…という感じでした。

亡くなる前にご連絡できずに…』


という連絡をもらいました。


人の場合、

もうこれはやばいな、というタイミングがわかると思うけど、

犬の場合はわかりませんからね。


もうやばいな、と思った時に、

連絡をするよりも、

処置に時間を使ってくれて、

それでもだめで、

息を引き取って連絡をくれたという感じでした。


正直、もっと早く連絡ほしかったな、とも思いましたが、

人でも、処置の時に外に出させられたりして、

亡くなる瞬間に立ち会えないこともあります。


最期、一緒にいてあげられなかったけど、

点滴で家にいるより

多少は具合が緩和されていただろうし、

看護師さんや先生も側にいてくれたので、

それでよかったんだ、と思うことにしました。


本当はすぐにお迎えに行きたかったんですけど、

私、その後仕事の約束やお店の予約が入っていて、

そこでお迎えに行ったら、

私、仕事できなくなる、と思って、

夕方まで預かって頂きました。


そして、着いてイチゴと対面して、

私はその場でかなりの時間

しばらく嗚咽して泣き続けました。


先生は、私の言いたいことを落ち着いてずっと聞いていました。


最期は一緒にいてあげたかったけど、

でも、点滴で少しは楽になったんですよね?


という問いかけに、


最期、点滴も効かなくて吐いたけど、

何もしないよりは楽だったと思いますよ、と言われ、

それがせめてもの救いでした。


嘔吐、下痢で、

きっとひどい状態だったんだと思うんですけど、

最期、とてもきれいな寝顔でした。


うっすら目が開いているので、

イチゴが私が来たのがわかって、

私のことを見つめているように感じました。


この日はとてもいいお天気で、

痛みや苦しみから解放されたイチゴは、

もしかしたら先に家に帰って、

家の芝生で思いっきり遊んでるんじゃないかな、

って思いましたね。


帰ってきて、

いつもイチゴがいる所にイチゴがいないのは、

とんでもなく寂しい気持ちに襲われるんですけど、

いもちゃんが、


『私は今までと一緒に過ごしてるよ。

いる時となにも変わらない。』


って言っていて、

あー、今までと一緒でいいんだ〜と思ったら、

すごく気持ちが軽くなりました。


イチゴはあんまりお散歩が好きなわんこではなくて、

いつも家の中にいたので、

火葬後は、霊園に埋葬しようと思っていました。


以前、うちのハリネズミも火葬してもらった所で、

芝生もきれいだし、

ドッグランも併設されていて、

とても広々した気持ちのいい所です。


でも、色んな人に聞いていると、

みなさん連れて帰っていて、


確かにイチゴはとても甘えん坊だし、

そんな見ず知らずの所にいるのいやかも、

そもそもイチゴ、人も犬も他の動物も、

あまり好きじゃないしねアセアセ


って話になり、

うちも連れて帰ることにしました。


お願いした霊園は、

本当にいい所なので、

私の急な変更にも対応してくれて、

本当にありがたかったです。


お葬式をして、

火葬してもらって、

その時本当に思いました。


これでこのまま置いて行くなんて絶対無理だったな!って。


後から埋葬してもらうこともできるので、

連れて帰ることにして正解でした。


本当は、我が家から解放してあげて、

また幸せな何かに生まれ変わるのが1番いいんでしょうけど、

今はもう少し一緒にいたいです。




お葬式はこんな感じでした。


その日の朝、

息子に、イチゴにお別れしてあげて、と言うと、

いい、って言って最期の顔を見てくれなくて、

でも、死んだ動物を見せることを強制したくなかったので、

そのまま息子を送り出し、

次女に前日、お葬式に行く?と聞くと、

体調次第(風邪ひいて熱出していたんだけど前日には下がっていた)

かなー、と言っていて、

なんか、みんな薄情だな…って思ってたんですけど、

1番苦手そうな長女が、

イチゴが入っている棺を開けて、

イチゴにぽんぽんってして、

声をかけたんです。


すごくびっくりしたし、

とても嬉しかったです。


あー、長女だけが、

人間の心を持っているのかも、って思いましたね。

(でも結局次女は一緒にお葬式に行きました。)





亡くなった時のイチゴ↓↓↓

苦手な方はここで閉じて下さい。




















































病院でこんな感じで受け取りました。


これ、棺みたいになってる段ボール箱なんです。




でも、温室育ちなので、

なんとなくあっためてあげたくて、




もふもふ好きだから、

もふもふかけてあげました。


だから、この日は、

リビングのエアコンを切りました。


我が家はイチゴの為に、

1年中ほぼエアコンを付けっぱなしで、

1年の室温を一定にしていたので、

本当に久々に家が寒かったです。


あとちょっとおかしかったのが、

病院は多分、この大きさ(体重?)の場合はこれ、

って感じだったんだと思うんですけど、




イチゴちょっと長かったみたいで、

少し頭ぶつかってました泣き笑い


だけど、15才と思えないくらい、

もふもふでふわふわじゃないですか??


犬って、直接地肌じゃないせいなのか、

触ってもそれほど冷たくなくて、

本当に亡くなったの??って感じでした。


横目で見ていることもあって、

撫でてる手を止めると、


『わふっ』(もっと撫でてよ)


って言いそうな感じでした。


お葬式では、

きれいに飾ってもらって、






お別れ、十分にできましたか?

と言われて、

なかなかお別れできなかったけど、

でも、イチゴはこれで苦しみからも解放されて、

私の目には見えなくなっただけで一緒に帰るし、

そうだね、早く家に帰ろうね、って言って、

送り出し、

そして一緒に帰りました。


骨壷は、

こんな感じでした。




イチゴ、お疲れ様。

ずっと大好き。