万博開催前から、個人的に注目していた英国パビリオン。ブリティッシュカルチャー好きとしては、やっぱり気になりますよね。
今回は事前に予約して訪問しました。予約なしの方も列に並んでいましたが、私が行ったときは「待機列は約2時間」と案内されていました。人気ぶりがうかがえます。
▶ 過去記事
外観と入口の演出がかわいい
まず目を引くのは、積み木をつみあげたようなユニークな建物。
そして入口には、あの赤い公衆電話ボックス! ロンドンの街角を思い出させてくれるワンシーンに、思わずパチリ。こういう演出って、やっぱりテンション上がります。
子ども目線で語られる発明と未来
館内の案内役は、立方体の「pix」。子どもにも分かりやすい言葉で、イギリスが生み出してきた発明や、創造する力の大切さを語りかけてくれます。
大きなスクリーンでの映像展示や、ゲーム要素を含んだ体験コーナーもあり、飽きることなく楽しめました。内容としてはやさしめなので、小学生くらいのお子さんにもぴったりだと思います。
映像と一緒に流れている音楽も、イギリスっぽい雰囲気で(たぶんロック?)、全体の演出とよく合っていたように感じました。
展示のあとは、ジョニーウォーカー・バー
展示を抜けたところには、ジョニーウォーカーによる英国バーが登場。
ウイスキーには詳しくないのですが、メニューを見るとイギリスを構成する4か国の銘柄がそろっているようです。今回は試していませんが、ノンアルコールのカクテルが美味しそうで気になりました。軽く一杯、という気分にもぴったりな雰囲気です。
▶ バーメニューはこちらから
レストランはアフタヌーンティーで話題に
パビリオンには、併設のレストランもあります。
こちらのアフタヌーンティーは、サービスと内容が価格に合っていないのでは?と、最近、SNSでも話題になりましたね。
今回は時間の都合で利用できなかったのですが、メニューを見てみたところ、サンドイッチやスコーンなどは比較的手頃な価格で用意されていて、気軽に立ち寄れそうな印象を受けました。
▶ バーメニューはこちらか
お土産コーナー
最後に立ち寄ったのは、お土産コーナー。
英国らしい陶磁器やショートブレット、紅茶、ジャムなどが並んでいました。種類は多くありませんが、他のパビリオンに比べて広めのスペースです。
プレート:10,000円
私はジャムを1つ購入。28gで1,000円……と、思わず「高っ!」と言いたくなる価格でしたが(笑)、万博の思い出として記念に購入しました。
輸入食料品店や百貨店の英国フェアでは、同じものがもっとお安く買えると思いますが、その場の特別感や雰囲気につい背中を押された感じです。
あれこれ悩みながら選ぶのも、こうしたイベントならではの楽しさかもしれませんね。
幅広い世代が楽しめる
英国パビリオンは、展示内容がわかりやすく、子どもから大人まで楽しめるつくりになっていたと思います。実際に訪れて、予想以上に満足度が高かったです。
予約なしでも列に並べば入場できるようでしたが、かなりの待ち時間があるようだったので、できれば予約をとって訪れるのがおすすめです。
館外では、家族の中で「他のパビリオンにも並びたい人」と「もう休みたい人」で意見が分かれている様子も見かけました。せっかくの機会だからもっと見たい気持ちも、長時間の移動や暑さで疲れてしまうのも、どちらの気持ちもわかるなあと感じました。
